イラスト集 教室運営編

ピアノ教室運営にとって大切なのが生徒募集。
さらに、教室運営のツールなども必須になります。

今回の教本メルマガでご紹介は、生徒募集の媒体や
教室運営のツールがカンタンに作成できるイラスト集。

個人ピアノ教室の先生は便利に使えるでしょうね。

★「1冊3分で分かる!ピアノ教本マガジン」vol.344(2015年2月25日配信)より

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『 ピアノの先生のためのイラスト集 教室運営編 』 Gakken

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今日ご紹介するのは、

「ピアノの先生のためのイラスト集 教室運営編」

です。

シリーズ第2弾となる本書。

第1弾の「発表会編」はこのメルマガをはじめ、
弊社ブログでも取り上げました。

★ブログ記事はこちら↓
★ピアノ発表会のプログラムが可愛くできてしまうイラストが満載!

前書に引き続き、ピアノ教室の先生が様々なシーンで
活用できるイラストが満載の書籍です。

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◆今日のチェックポイント◆
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巻頭の「はじめに」から引用すると、

「お教室の顔とも言える、ポスターや生徒募集チラシ。
教室の雰囲気に合わせたステキな1枚を作ることができ
たら、きっと印象に残りますよね(中略)本書は、すぐ
に使えて便利なフォーマット集と、音楽に関連したイラ
ストを収録しました(後略)」

とあります。

巻頭の「この本の使い方」では、作り方の流れを
カラーで分かりやすく解説しています。

教室のPRや生徒募集で役立つのが、
「ポスター」「チラシ」そして「名刺」。

これらがすでに「フォーマット」として用意されて
いるので、テキストを変えるだけでできてしまいます。

巻末には、

「入門者でもカンタン習得!パソコン操作ガイド」

が掲載されていて、かなり詳しい説明がなされて
いるので、これを読みながら作成できるでしょう。

採用されているイラストは、全体的にお子さんが
好みそうなかわいい系のものが並んでいます。

「イラストカタログ」のページでは、カラー&モノクロの
好きなイラストや素材を選ぶことができます。

本書の奥付の「使用の許諾と注意事項」は、きちんと
読んで了承の上で使用する必要があるでしょう。
(例:ホームページでの使用は不可、等)

また、付属のCD-ROMが「Windowsのみ」の対応
であることは事前に確認が必要でしょう。
(Microsoft Office WordとExcel共に2003~2010に対応)

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◆(2)これさえあれば教室運営ツールはOKな便利な一冊

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ピアノ教室運営は生徒がいなければ成り立ちません。

そこで生徒募集活動が必須になるのですが、
チラシなどの作成は、やはり骨が折れるもの。

またイラストなどの使用の際には、著作権など、
使用に注意が必要な場面も少なくないでしょう。

この点本書は、フォーマットが用意されているので、
テキストを変えるだけでパパッとできてしまいます。

しかもフォーマットは約100点、イラストも約450点
豊富に用意されている点は特筆すべきでしょう。

生徒募集ツール以外にも、様々なものが
この一冊で出来てしまうのが魅力です。

たとえば、

○教室パンフレット(2つ折り、3つ折り)
○入会申込書
○教室規約
○おやくそく
○生徒名簿
○年間カレンダー
○月間カレンダー
○週間スケジュール
○教室のおたより
○皆勤賞などの賞状
○メッセージカード
○名札
○アンケート用紙

など様々な媒体を簡単に作ることができます。

さらに注目したいのは、フォーマットの中身。

私はピアノ教室運営の専門家として活動していますが、
本書の「中身」もかなり研究されている印象を受けます。

たとえば、

○チラシに講師の顔写真のスペースを設けていること
○おたよりに生徒を登場させている工夫
○体験レッスン用のアンケートの質問事項

といった点でしょうか。デザインはもちろん、
内容こそ手を抜かない制作側の熱意を感じます。

また、ポスターを見て興味が湧いた人が自由に取れる
「ミニチラシ」というツールもあります。

さらにポスターに貼って使える「ミニチラシホルダー」
まで作れてしまうのは、心憎い配慮と感じました。

正直、これさえあれば教室運営や生徒募集には
困らないのでは、というほどの一冊。

ただ、イラストのタッチやフォーマットは好みが分かれる
でしょうから、実際に見て確かめたいところです。

ご興味のある先生は、手に取ってみてはいかがでしょうか。

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『 ピアノの先生のためのイラスト集 教室運営編 』 Gakken

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◆(3)編集後記

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今回ご紹介の、ピアノの先生のためのイラスト集。

見て嬉しくなったのは「教室の宣伝ツール」の
3点セットに「名刺」が加わっていること

最近になって名刺を持つピアノの先生も増えてきましたが、
ほんの数年前までは、名刺を持つ先生はごく少数でした。

ピアノ教室業界に名刺を浸透させたと自負しているのが、
弊社主催の「リーラムジカセミナー」

2011年1月の初開催当初から、名刺持参をお願いし、
交流会などでのスムーズなご交流が可能になりました。

また、青い本の拙著でも名刺の重要性を説き、
作成することをだいぶお勧めしました。

「たった一枚の名刺」ですが、そこにはピアノ教育の
プロとしての責任と思いが乗せられています。

また、私が起業当初から取り組んでいるのが、

「ピアノの先生の横のつながりを広げていくこと」

いわば閉鎖的なこの業界を盛り上げていくため、
そして安心して教室運営をしていくためには、

「分かり合える存在(仲間)」

がどうしても必要です。

ただ、先生同士の出会いはあまりに少ない。
出会ったとしてもつながる「機会」がない。

だからこそ弊社セミナーでは、当時、業界では
珍しかった交流会や名刺交換会のシーンをご用意。

「これほど出会いのあるセミナーは初めてです」

といったお声もたくさんいただいております。

最近では、同様にされるセミナー主催者様も
増えてきて、だいぶポピュラーになりましたね。

大切なのは、すべては生徒のためであること。

我々が輝くことが、その先にある生徒の笑顔、
そして、ピアノや音楽業界の活性化につながっていく。

起業当初に思い描いた「先生方がつながっていく」
そのイメージが、まさに現実になってきている。

今回ご紹介の本にある「名刺」を見て、
このことを深く実感して嬉しくなりました。

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