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6年間、毎週配信しているメルマガ「成功するピアノ教室」

先日300号を超えましたが、このブログでも「反響のあった記事」を
ときどきアップしていきたいと思っています。

メルマガ「成功するピアノ教室」vol.174(2011年11月11日配信)より

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【メインコンテンツ】~練習を習慣化させる秘策(先生方のご意見編)~
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新コーナーにて先生方のご意見を募ってみたのですが、
嬉しいことに、たくさんの先生にお寄せいただきました。

せっかくですので今号では、「家庭での練習を定着させる方法」
について、先生方のご意見をご紹介しようと思います。

きっと何らかのヒントが得られるのではと思います。

■「タイマー」を使って集中して練習が可能に

100円ショップで売っているタイマーを利用して、
家庭での練習を促進させている先生のワザです。

主に、テクニック関連の課題の際に使用しているそうですが、
5分経つと鳴るように設定。その5分で集中して練習させる。

子供にとっては、「5分でこれだけの練習ができるんだ!」
と自信にもつながるそうです。

「練習は5分でいい」という安心感や取り組みやすい
雰囲気も、習慣化に貢献しているのでしょうね。

その後10分、15分、20分と時間を延ばしても、
集中して練習できるようになったということ。

時間を決めることで、集中力と持続力を付けさせることに
成功した、素晴らしい事例ではないかと思います。

■「カード」を作成してモチベーションをアップ!

こちらの先生は、「出席カード」と一緒に、

「まいにちのれんしゅう」というカードを半年ごとに
幼稚園や小学生の生徒さんに配布しているそうです。

そのカードを実際に拝見させていただきましたが、

「年齢に応じた最低練習時間」
「どんな点に注意して練習するか」

について書かれています。さらに「目標」を書く欄もあります。

そのカードには「カレンダー欄」を用意、最低練習時間を
クリアした日には、好きなシールやはんこを押せるシステム。

毎日練習できた生徒には、シールのプレゼントをするそうです。

ただむやみにピアノを弾かせるのではなく、目標を持って
練習をさせるアイデアは、なるほどですね。

■「目標達成」のイラストをテキストに

同じ先生のご意見ですが、テキストの余白に、

「6階建ての細長い家」
「くねくね曲がった線路」

のイラストを描き、その先に「目標達成欄」を作成。

練習した日付と共に「練習した時間」を書かせるようにして、
毎日できたら目標達成欄にシールを貼らせる。

大事な約束として、「毎日決まった時間にピアノの前に座る」
ことを、こちらの先生は徹底されています。

生徒さんと一緒に、毎日必ず練習できる時間を確認、
とにかく5分でも、ピアノの前に座る習慣をつけさせる。

この場合でも生徒さんは「5分でもいいのか」と、
楽な気持ちで、練習が習慣化できてきているそうです。

■市販の「ぬり絵」を使用して練習を促進!

これまた同じ先生のご意見ですが、子どもたちの
「ぬり絵好き」をうまく利用した工夫です。

生徒が好きなキャラクターのぬり絵を用意して、
塗る場所をいくつかの「ブロック」に分けておく。

少し頑張ったときは1ブロック、かなり頑張ったときは
3ブロック、というように、レッスン後にぬり絵をさせる。

早く完成させたい!という子供たちの心理を応用して、
家庭での練習を促進させる、なるほどなアイデアです。

■「100曲合格!」でご褒美制度

100曲合格したら文房具などのごほうびを進呈。

ごほうびに関しては、「えさで釣るようなもの・・」と
敬遠される先生も多いと思いますが、こちらの先生も、
同じように考えていました。

ただ、やってみると子供たちのモチベーションが上がることは
間違いなく、実際に練習もするようになるということで、
あえて「イベント化」して楽しくやっているそうです。

1曲合格したら、はんこがもらえて、100個たまると、
鉛筆や消しゴムなどの文房具などのごほうび。

ごほうびを手にしたときの、生徒さんの喜ぶ顔を見ると、
ご自身まで嬉しくなってしまうそうです。

生徒さんの「やればできる!」という達成感を味わせ、
練習を自主的にさせる工夫として、いいアイデアですね。

■様々なツールを駆使して練習を習慣化

練習をしない生徒には「ノート」を用意、注意点や家での
練習について、自分で書かせて音読させて意識を付けさせる。

さらに、

「音楽鑑賞ノート」
「自由研究ノート」

なども用意して、家で自由に音楽について勉強をしたら
そのことをノートに記入、レッスン時に持参すれば、
別のシートにシールを貼る、というアイデアも。

さらに、「レパートリーカード」というツールも活用。

悲しいことに生徒さんは合格した曲を、あっという間に
記憶の彼方に追いやってしまうもの(笑)

それを防ぐために、このカードを作成して、
いつでも弾けるようにしておく仕組みを作られています。

こちらのカードも実物を拝見しましたが、曲名と作曲家の
写真が掲載された「レパートリー認定書」のようなもの。

子供たちはカードを集めるのも大好きですから、
自分の頑張った曲のカードなら集めたがりますよね。

それを持参させて、いつでも弾けるようにさせる、
というアイデアは「持ち曲」を増やすのに活用できますね。

■「ポイント券」で練習の習慣化が!

別の先生のご意見ですが、「練習カレンダー」を作成して、

「10分練習したら○」「30分練習したら◎」

をつけるようにさせているそうです。

そして、一か月に「○が25個」あればポイント券を1枚、
「○が40個」あればポイント券を2枚進呈。

ポイントに応じて鉛筆、消しゴム、クリップ、ボールペンなどの
音楽小物をもらえるようにしたところ、練習量がアップ!

1年経過したところで、ほぼ全員に練習の習慣がついた、
ということでした。

また、この「練習カレンダー」は毎レッスン時にチェック。

この一週間の練習時間を、生徒さん一緒に確認して、
褒めたり励ましたりしてらっしゃるそうです。

子供たちは、自分の努力を誰かに認められたときに、
それが喜びとなって、さらに頑張りますよね。

生徒さんの頑張りを大切にするお気持ちが伝わってきます。

■常時ピアノを弾ける状態に!で練習時間アップ

ピアノの蓋をいつも開けておく、電子ピアノの電源を常時オンに
しておくことで、気軽に「触れられる」環境を作る。

こうした環境作りで、ピアノに触れる時間をアップさせる
ことに成功した先生もいらっしゃいました。

登校前にちょっと弾く、遊びに行く前にちょっと弾くなど、
ピアノに触れる時間が多くなったとの感想が届いたそうです。

■真面目な子には「練習日記」が効果的

真面目な女の子などに有効ということですが「練習日記」を
つけさせることで、練習する目的を確認できるということです。

「練習日記」の内容は、

1・練習日時、練習時間
2・練習内容
3・反省点、疑問点、できたこと(できなかったこと)

などを書いてもらっているそうです。

記録を取るという軽いプレッシャーで練習するようになった、
文章化することで練習の目的が明確になった、ということです。

■「電話相談」でその場で疑問を解消!

よく商品を購入すると「カスタマーサービス」といった、
電話相談サービスがありますよね。

これを、前述の先生はピアノ教室でもされています。

練習中に分からないわからないことがあれば、
「本人が」電話をして質問できるというシステムです。

その場で疑問が解決できるわけですから、
生徒さんはこれは嬉しいですよね。

なるほどなのは、条件として「必ず本人が電話をすること」、
と決めてらっしゃる点。

これにより、自主的に疑問点を見つける、問題解決に取り組む、
といった姿勢が養われるのではと思いました。

また、電話だけで解決できない場合は、補講に発展する
ケースもあるということですが、生徒の「分からない」を
「分かる!」に変える努力は素晴らしいですね。

■上手に褒めることで練習を促す!

すべての生徒がピアノの上達を目指すのであれば、これほど
楽なことはありませんが、そういうわけにもいきません。

練習してこない生徒もいる場合もありますよね。

とある先生は、練習してこない生徒に、

「初見でこんなに弾けるなんてすごい!」と褒めた上で、
「自宅で練習したらもっと上手になるね」と声かけ。

これにより練習するようになったそうです。また、

「絶対に練習しないでね。来週初見のテストをするから」

と、あえて練習を禁止させるようなアナウンスをすると、
不思議なことに、逆に練習してくるそうです。

これは人間の心理を利用した、裏技的な方法ですね。

■保護者との連携で家庭練習を強化

お母さんとの連絡を密にすることで、練習を促したり、
レッスンを充実させている先生もいらっしゃいます。

お母さんは、誰よりもその子を知る人物ですから、
情報をいかに収集するかがポイントですよね。

また、ある程度手間にはなりますが、いかにお母さんに、
「練習するポイント」を伝えるかが重要です。

連携ができれば、家と教室での差が少なくなり、
家でやったことをそのまま教室でやる状態ができます。

■「わたしのちょうせん」で得意なものを1つ増やす

子供は単純ものであれば、取り組みやすく頑張れます。

こちらの先生は、「わたしのちょうせん」と称して、
みんなに「スケール」を取り組ませています。

「わたしのちょうせん」は、1・2・4オクターブあり、
それぞれが終了すると修了証を授与。

その達成感を味わいたいために、家での練習を
してくるようになった、ということです。

■まとめ

先生方のご意見、いかがだったでしょうか。

たくさんのアイデアと工夫が散りばめられていて、
参考になったのではないでしょうか。

思うのですが、こうしてこのメルマガが情報交換の場と
なりつつあることは、私にとっても嬉しいことですね。

情報は一方通行になっては、発展は見込めません。

こうした相互の関係ができつつあるのは、私が目指す
「つながるプロジェクト」の広がりを感じられるので、
とても嬉しいのです。

貴重なご意見をお寄せいただいた先生方、
ありがとうございました!

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