「生徒が集まりにくい…」と感じているピアノの先生が○％を越える！【最新ピアノ教室業界情報】

毎年実施して5回目となった、

「ピアノ教室運営と生徒募集に関するアンケート2014」

お伝えしておりますように、過去最高の「714名」の
回答数をいただき終了いたしました。

いただいた貴重なご回答は、弊社メルマガ「成功するピアノ教室」にてシェアし、
皆様の教室運営にお役立て頂くことを目的としています。

■あなたは生徒が集まりにくいと感じている？

問2「あなたは、最近生徒が集まらなくなっている（減っている）と感じますか？」

という問いに対して、以下のような結果になりました。

●大いに感じる　132名（18.5％）
●多少感じる　238名（33.3％）
●あまり感じない　255名（35.7％）
●全く感じない　89名（12.5％）

（株式会社リーラムジカ調べ　回答数714）

さて、どのようにお感じになられたでしょうか。
単純に「大いに感じる」と「多少感じる」を足せば、

「51.8％の先生が集まりにくいと感じている」

ということになります。5割を超えていますね。

ちなみに、昨年2013年の結果を見てみたのですが、
ほぼ今回と同じような数字でした。
（2013年は、集まりにくいと感じる先生が51.1％）

裏を返せば「48.2％」の先生は、
集まりにくいとは感じていないということですね。

■「年齢別」に見ると興味深い結果が！

今回のアンケートでは恐縮ながら年齢についても
チェックを入れていただきました。

そのため年齢別にも集計結果を検討できます。

ちょっと見てみたのですが、
興味深い事実が浮かび上がってきました。

●集まりにくさを一番感じているのが「50代」

「大いに感じる」「多少感じる」を合わせると、
生徒の集まりにくさを感じているのが、

「50代のピアノの先生」

に多いという事実が浮かび上がってきました。

私の推測ですが、おそらくこれまでは紹介などで
着実に生徒が集まっていたものの…

インターネットでの募集が主流になり、そこにまだ
ついていけていない先生が少なくないのでは。

また、昔と比べると少子高齢化を一番「肌で」
感じていらっしゃる世代なのかもしれません。

●「集まりにくいと感じない」が一番多いのが「30代」

「あまり感じない」「全く感じない」を合わせると、
集まりにくいと「感じていない」のが、

「30代のピアノ先生」

に多いことが分かりました。

これは、ネットでの募集を駆使している先生が
30代に多いということも言えるかもしれません。

■生徒が少数の教室ほど集まりにくさを感じている？

さらに「教室の規模（生徒数）」の観点からも
このデータを検証してみると…

●生徒数1～9名の教室の「7割」が集まりにくいと感じている

というデータが出ました。

生徒が少数の教室ほど生徒が集まりにくい、
と感じているのは、いわば当然かもしれません。

ただ、生徒が30人を超えてくると、
集まりにくさを感じる先生がグッと減ります。

また、生徒数が「40～49名」の教室の場合、
生徒が集まりにくいと「全く感じない」先生が多い。

このくらいの生徒数になると「適正な人数」と
感じる先生が多いのかもしれませんね。

■まとめると…

ここまでをまとめてみると、

・生徒が集まりにくいと感じる先生は「全体の半分」
・集まりにくいと感じる先生が多いのは「50代の先生」
・若い世代の先生ほど集まりにくさを感じていない
・生徒が30人を超えると集まりにくさをあまり感じない

ということになるでしょうか。

■次回は「効果の高い生徒募集法」について！

ちょっと長くなってきましたのでここまでに。

次号は、このデータをふまえて具体的な生徒募集の
方法や媒体について、詳しくお伝えしますね。

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