おはようございます。

株式会社リーラムジカ代表取締役の藤 拓弘です。

今回ご紹介する教材は、

「マリー・ジャエル ピアノ作品集」

という曲集です。

このブログをお読みのピアノの先生は、

きっといつも何かいい曲集をお探しでしょう。

今回は、マリー・ジャエルという作曲家の

ピアノ曲集のご紹介です。

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◆今日のチェックポイント◆
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巻頭の前孝先生の「解説」から引用すると、

「マリー・ジャエル(中略)は1846年8月17日フランス、
アルザス北部の小さな村スタインゼルツに生まれる
(中略)神童としてのコンサート活動はヨーロッパ
各地の大きな舞台に広がっていく(中略)1871年頃
よりサン=サーンスらに師事し作曲を開始(中略)
1925年2月4日にパリで没した」

とあります。

本書は、フランスのアルザス出身の

女性作曲家であるマリー・ジャエル(1846-1925)

の本邦初登場となるピアノ作品選集。

マリー・ジャエルは、近年ヨーロッパを

中心に再評価されてきている女性作曲家。

巻頭の「本版について」によると、

「ストラスブール国立大学図書館の

所蔵資料である初版譜に基づいている」

とあり、初版譜のペダルの曖昧な箇所や

抜け落ち等を、編者の前孝先生が

現代の演奏に即したペダルに修正、加筆。

マリー・ジャエルの叙情的で

情熱的な作品が収められています。

本書に収められている内容を

巻頭の「INDEX」からご紹介してみましょう。

【INDEX】

●《7つのやさしい小品》より第1曲 子守歌
●《7つのやさしい小品》より第4曲 小さな歌のワルツ
●《7つのやさしい小品》より第7曲 灰色の蝶
●アルバムの1ページ
●《バガテル》より I
●《朝の散歩》より第1曲 夜明け
●メランコリックなワルツ I
●メランコリックなワルツ II
●メランコリックなワルツ III
●メランコリックなワルツ IV
●メランコリックなワルツ V
●メランコリックなワルツ VI
●《雨の日》より第1曲 雨のしずく
●《雨の日》より第10曲 しおれたバラ
●《雨の日》より第12曲 晴れの日への夢
●《晴れの日》より第6曲 ジャスミンの香り
●《晴れの日》より第7曲 小川のせせらぎ
●《晴れの日》より第10曲 羊飼いとこだま
●《6つのロマンティックなスケッチ》より第1曲 幻影
●《6つのロマンティックなスケッチ》より第6曲 トーナメント

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◆(2)リストにも認められた仏・アルザス出身の女性作曲家の作品集

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私の勉強不足で、今回のマリー・ジャエル

という作曲家は知りませんでした。

マリー・ジャエル(1846-1925)は、

フランスのアルザス出身の女性作曲家。

巻頭の解説によると、幼い頃から

音楽的才能を開花、神童と呼ばれ、

9歳でピアニストとしてデビュー。

作曲家としても活躍し、ピアノ曲や

オーケストラ曲、歌曲、未完のオペラなど、

幅広い作品を作曲したそうです。

また、リストにも認められ、

「もしあなたの曲に男性の名前が書かれていたら、

すべてのピアニストがあなたの曲を奏でたことでしょう」

という言葉を賛辞として寄せたのだとか。

本書では、そのマリー・ジャエルの作品でも、

取り組みやすい作品を中心に、20曲を収載。

響きが美しく、センチメンタルな作品や

情熱的な作品まで幅広く収められています。

私も全曲を弾いてみましたが、

とくにゆったりとした作品に

愛着を感じましたね。

ちなみに、編集を担当された前孝先生による、

演奏CDも同時発売されています。

★「マリー・ジャエル ピアノ作品集」前孝・演奏

何か、新しい作曲家の作品を知りたい、

弾いてみたいと思う方や、

教材研究をされているピアノの先生は、

一度お手に取ってみてはいかがでしょうか。

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『 マリー・ジャエル ピアノ作品集 』前 孝・編集

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◆(3)編集後記

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来月9月号のラボは、ピアニストの鈴木弘尚先生の

ピアノ指導の秘訣をお届けします。

鈴木弘尚先生は、演奏活動やコンクールの審査、

全国での講座、音大でのピアノ指導など幅広くご活躍。

ラボ会員様からの強いご要望もあって、

4年半ぶりに再登場いただきました。

今回も鈴木先生の素晴らしい例え話や、

実演を交えてのレッスンの秘訣が満載です。

また、正会員様だけがご覧いただける

「限定動画」も、4本ご用意する予定です。

ピアノを教える人、すべてに聴いて欲しい、

そんな音声教材となりました。

★お聴きになりたい先生は8/31までにこちらからご入会ください

さて、YouTubeチャンネルでは鈴木弘尚先生との

3本目の対談動画を公開しました。

楽譜を買い過ぎて倉庫を借りているという

鈴木先生の楽譜の選び方についての動画です。

ご興味のある先生は、ぜひご覧ください。

★【どの楽譜をどう選ぶ?】原典版と校訂版の問題やショパンの楽譜について

また、私のYouTubeチャンネルでは、

発表会の選曲や講師演奏、アンコールに良さそうな

ピアノ作品を毎週一曲ずつご紹介しています。

今回は、メンデルスゾーンの「無言歌 作品102-2」を。

晩年に書かれたこの作品102-2は「追憶」という

タイトルで呼ばれることもあるようです。

調性はニ長調、冒頭には「Adagio」とあり、

非常に内省的な作品で、遠い日を懐かしむような美しい作品。

私も思春期の淡い思い出を胸に弾いてみました。

この作品も、ていねいに紡いでいく幸せを感じる作品です。

もしよろしければこちらからご覧ください↓

★メンデルスゾーン「無言歌 作品102-2」

それでは今日もお読みいただき、

本当にありがとうございました。

今日も素敵なレッスンを。

いつも本当にありがとうございます。

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