名刺4

昨日の記事に引き続き、名刺についてです。

前回は「ピアノの先生も名刺を持つ4つのメリット」についてでした。
今日は「名刺を作る前に何を考えればいいか?」を。

メルマガ「成功するピアノ教室」 vol.194 2012年3月31日の記事です。

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【メインコンテンツ】~ピアノ講師が名刺を作る前に考えるべきこと~
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■名刺作成の「前」に考えること

さて、実際に名刺を作るときに悩むのが、
デザインや内容ではないでしょうか。

綺麗なデザインの名刺は目を引きますし、
印象にも残ります。

内容に関しても、名前や住所などのベーシックな情報を
載せればいいのでは、と思いがちです。

私が思うに、まず一番最初に考えなければならないのは、

「その名刺は、誰に渡すものなのか?」

といった一番基本的な部分です。

誰に渡すのかを考えたときに、デザインや載せる内容は、
大きく変わっていきます。例えば、

「体験レッスンでいらっしゃったお母様」
「勉強会で出会ったピアノ講師仲間」
「メディアや企業の担当者」

考えてみると、これらの人に会う目的、伝えたい内容は、
おそらくそれぞれ違うものになるはずです。

お母様であれば、信頼感を出してお子さんを入室いただくこと、
講師仲間であれば、出会いのきっかけやつながりを深めること、
メディアであれば、自分の仕事や経歴を理解してもらうこと。

つまり、渡す相手を考えることは、

「名刺を作る目的そのものを考えることになる」

ということです。

たとえば、演奏会の企画も同じです。

子供向けコンサートと高齢者向けでは、
曲目も構成も全く違ってくるでしょう。

カジュアルなコンサートとクラシカルなコンサートでは、
選ぶ曲も衣装も、客層も全く違うでしょう。

その音楽を届ける「相手」や「目的」によって、
何を演奏するか、どういう構成にするかも決まります。

名刺を作る際にも同じことで、

「どういう人に向けて、どういう情報を届けたいか」

といった、目的ベースで考えると作りやすいでしょう。

逆に言うと、ここが分からないからどのように作ったら
良いのか分からない、ということになります。

まずは、「誰に渡すのか?」を考えてみるといいでしょう。

■相手に興味を持ってもらうために

名刺は、相手の方に自分を紹介するためのものですが、
もう一つの目的は、

「自分に興味を持ってもらうこと」

私はたくさんの先生と名刺交換をさせていただくのですが、
印象に残る名刺には特徴があることに気づきます。

●顔写真がある
●キャッチコピーがある
●パーソナルな情報がある

名刺はかなりプライベートなツールですので、
相手に印象を残したもの勝ち的なところがあります。

お名前とお顔の写真があると、この2つの情報が同時に
インプットされて、とても印象に残ります。

また、キャッチコピーや思いの部分、何を大切に
されているかなどが載っていると印象深い。

それらはいわば「人柄」を端的に表すものなので、
読んだときの「近づいた感」が違ってくるのです。

特に、仕事で大切にしていることが、自分の考えと
一致したときは、それが「共感ポイント」となります。

さらに、その人ならではの「パーソナル」な情報が
載っているとそれが目を引きます。

■コミュニケーションの基本にあるものとは?

結局、会話やコミュニケーションの基本にあるのは、

「共通項探し」

自分と会話が弾む人を考えてみると分かりますが、
大体は、共通項が多い人でしょう。

お友達と会話がはずむのは、お互いに共通する点があり、
それについての話題が広がっていくことにあります。

初めて出会った人に関しても、会話を続けるために、
やはりお互いの共通項を探しながら話しているはずです。

その共通項から話が広がって、共感が生まれ、
心が近づいていく。

これが人と仲良くなるときの「流れ」です。

名刺も同じ考えで、パーソナルな情報を載せれば、
共通項探しが容易になり、会話が弾みます。

私の名刺にはプロフィールとして、出身地や血液型、星座、
趣味などパーソナルな情報をたくさん載せています。

これもそうしたことを狙ってのことです。

※この名刺は現在はリニューアルしています

【続きは明日の記事にて・・・】

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