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明日(11/7)はヤマハ横浜店様にて、「レッスン手帳を使った時間術セミナー」
させていただきます。

ご参加の先生には、時間術についてたっぷりお話させて
いただきますが、今回はそのプレ記事として。

そもそも「時間術」とは何のためにあるのでしょう?

時間術とは、時間をうまく使うテクニックというより、
「目的」ありきで考えるべきものだと思います。

ではその目的とは何か?それは、

「毎日を充実させるため」

そうした目的があってこそ、

目の前にある時間を、どれだけ愛おしんで使えるか。
目の前の人との時間を、どれだけ心から楽しめるか。

といったことにつながっていくのでしょう。

人生は「今この瞬間」の積み重ね。

瞬間瞬間を大切に過ごしていくことが結果的に、
毎日を、そして人生を充実させることにつながっていきます。

問題は、時間は目に見えないだけに、
「意識」しなければならないという点。

意識して使っていくことで、

「今自分は充実しているな」

というように時間との向き合い方も分かってきます。

常套句のように言われるのが、

「どんな人にも与えられる時間は1日24時間」

与えられている時間が同じでも、使い方によっては、
充実度も成果物も変わってきます。

そこで今回の記事は、

「時間を生み出す11のちょっとした工夫」

についてお伝えしてみたいと思います。

1.時間は有限だと知る

人間は致死率100%の生き物。
今も砂時計の砂は着実に落ちています。

自分にはいくらでも時間がある、というのが妄想だったと
気づいたときにはもう遅かったりするのです。

時間は何より貴重なものだと気づいたとき、

本当にすべきことに目を向けられる。
今目の前にいる人との時間が奇跡的なものだと分かる。

時間が有限だと知ることが、時間を生み出す第一歩です。

2.スマホでFacebookをやめる

「いいね!」がついたか気になる、コメントが気になる…
時間や手が空くたびにスマホでFacebookを覗いてみる。

以前の私がそうでした。いわば依存症。

たとえば1回3分見たとして、1日20回で60分。
1か月で30時間、1年で360時間。まるまる15日分です。

大きな時間の浪費!と気づいたとき、
スマホでFacebookを見るのをやめました。

これで年間15日分、大切なことに時間を使える。
大きな宝物を得た瞬間でした。

3.テレビは目的を持って観る

テレビは大切な情報源ですが、
問題なのがつけっぱなしの状態。

動くもの、音がするものに目がいってしまう、
見てしまうと、なんとなく見続けてしまう。

この時間は本当にもったいないですよね。

見たい番組があればピンポイントで見て、
あとはリモコンのOFFで静寂を楽しむ。

リモコンは「時間を生み出す魔法の道具」なのです。

4.朝時間を活用する

私は朝4時に起きて活動をしていますが、
朝の素晴らしさを知ると、早起きがやめられません。

睡眠によって脳がリセットされた状態、
この時間帯だけに得られる静寂。

朝の時間の生産性は6倍、という人もいます。
6倍は言い過ぎでも、3倍はあると思います。

朝の1時間が昼間の3時間分もある!と思うと、
目覚めるのが楽しみになってきます。

5.やることリストを作る

やることリストを作るのには、2つの理由があります。

1つは、効率良くもれなくこなすため。
もう1つは、自分の時間を楽しむため。

大切なのは後者です。

日々、やるべきこと、やらねばならないことに
追われていては、自分時間すら持てません。

タスクを効率良くこなすのは、自分の時間を生み出すためです。

すべて終わった後に待っているのは「楽しい時間」。

やることリストは、仕事をたくさんこなすためというより、
「時間を生むため」にある
のです。

6.手帳を広げておく

私のデスクにはいつも手帳を広げてあります。

手帳で大切なのは、書くことよりも「見ること」。

時間割のあった学校生活と違い、
大人になると、いわばすべてが「自由時間」。

大学で休講になると時間を持て余すのと同じで、
自由だとかえって何もできなくなるものです。

だからこそ手帳を使って、自分の時間をマネジメントする。

今日は何時から何がある?今は何をすべき?
順調に進んでいる?空いた時間は何をする?

手帳は、いつでも時間の打ち合わせができる、
世界でたった一つの相棒なのです。

7.移動時間を活用する

移動時間は何もしなければ、その名の通り、
「移動するだけの時間」になります。

このとき、生み出すものはあまりありません。

ただ、移動時間に何かができれば、
それが「何かを生み出す時間」に激変します。

私がやっているのは、移動時間に音声で学ぶこと。

歩きながらでも電車に揺られながらでも
勉強できるのが音声教材の良さです。

車で移動する人であれば、
車中がセミナー会場になります。

毎日1時間、移動しているだけの人と、
その1時間を学ぶ時間に変えている人。

どれだけの差が付くかは言うまでもありません。

8.メールはなるべくすぐ返信する

ほうっておいてたまると嬉しいのがお金。
ほうっておいてたまると大変になるのがメール。

メールの返信だけで一日終わっていた、
ということもあるかもしれません。

怖いのは、メールの返信が遅いと「仕事が遅い人」
というレッテルまで貼られかねないこと。

さらに怖いのは、返信がないばかりに、
相手の仕事まで遅らせてしまうこと。

つまり、自分の時間だけでなく、
「相手の時間」まで奪ってしまう。

この対応策としては、なるべくすぐに返信する。
一つひとつの仕事を、なるべくその場で終わらせる。

重要な案件で返答に時間がかかりそうでも、
「メール拝受しました。後ほどメールします」
の一言くらいは返信できるはずです。

これで相手は、とりあえず安心して、
別の案件に取りかかれます。

メールの即返信は、自分の時間だけでなく、
相手の時間を生み出すことにつながるのです。

9.スキマ時間を活用する

スキマ時間は、坂道を転がる雪だまのように、
積み重なると膨大になります。

もちろんぼーっとする時間も大切ですが、
時間を生み出したければ、スキマ時間に注目すべきです。

大切なのは「時間が空いたらこれをやろう」と
前もって決めておくことです。

私はどこに行くのでも本を持って出かけます。
空いた時間をいつでもどこでも「読書タイム」に変えられます。

たとえば、銀行での待ち時間やランチの待ち時間、
もっと言うと、信号の待ち時間まで「読書タイム」になります。

そこまで本を読みたいのかと突っ込まれそうですが(笑)
……その通りです(笑)

もちろん、本を読むのが好きなのはありますが、
スキマ時間は本を読むと決めている、というのが答えでしょう。

ケータイよりも本を取りだす回数が多い、
そんな自分が好きになればしめたものです。

10.片づけておく

ものを探す、そのものの行為は重要ですが、
探している時間は何も生み出しません。

5秒で見つかるのと、1時間かかったのとでは、
生産的に使える時間は59分55秒も違ってきます。

しかもあるものが見つからない時の
精神状態は「ムキーッ!」の一言です。

欲しいものがパッと見つかるのは、
多くの時間をゲットしている証拠。

片づけが上手な人、好きな人というのは、
キレイ好きなのは間違いありません。

けれども実は、

「片づけが時間を生み出す魔法」

だと理解していることは、あまり知られていません。

11.時間を買う

どうしても時間が欲しければ、
お金で買うという選択肢も必要でしょう。

たとえば、移動時間を仕事の時間にしたければ、
料金はかかっても特急列車やグリーン車に乗る。

人にまかせられる仕事であれば、
お金はかかっても誰かにお願いする。

パソコンが重くて仕事に支障をきたしているのなら、
お金はかかっても新しいものに買い替える。

時間を買うことのもう一つのメリットは、
実は「集中力を生む」ことです。

「この1分が●円分だ!」
「支払った分は取り返さないと!」

そんな強引なモチベーションが(笑)
物事への集中力を生んだりするのです。

 ・・・・・・・・・・・・

他にもいろいろと書きたいことはありますが、
今回はここまでにしてみます。

時間は見えないけれどもそれだけに、
何よりも価値があると心得たいものですね。

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