おはようございます。

株式会社リーラムジカ代表取締役の藤 拓弘です。

今日ご紹介するのは、

「マ・メール・ロア[ピアノ・ソロ版]」

という曲集です。

ラヴェルの作品をお好きな方も

きっと多いことと思います。

今回は、ラヴェルの作品を、

ピアノソロにした曲集のご紹介です。

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◆今日のチェックポイント◆
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巻末の「あとがき」から引用すると、

「この愛すべき《マ・メール・ロア》を
連弾相手がいない一人のときも楽しめる
ようにと編曲いたしました。推敲の結果
リサイタルでも使える楽譜が完成したと
考えています」

とあります。

ラヴェルの「マ・メール・ロア」は、

当初ラヴェルがピアノ連弾用に作った作品で、

続いて、ラヴェルの手で管弦楽版や

バレエ版も作ったという作品。

「眠れるの森の美女のパヴァーヌ」は、

きっとご存じの方も多いでしょうね。

本書は、後藤丹先生によって

編曲されたピアノ独奏版。

「基本的にオーケストラ版に準拠」して

編曲されたとあります。

おさめられている作品を、

「目次」からご紹介してみましょう。

【目次】

ラヴェル
マ・メール・ロワ
[ピアノ・ソロ版]

1.眠れるの森の美女のパヴァーヌ
2.おやゆび小僧
3.パゴダの女王レドロネット
4.美女と野獣の対話
5.妖精の庭

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◆(2)名曲をピアノソロで弾ける喜びを味わえる一冊

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ラヴェルの《マ・メール・ロワ》というと、

管弦楽の作品を思い浮かべる方も多いでしょう。

この作品は、もともとはピアノの四手連弾の組曲で、

その後、管弦楽版やバレエ版も作られるなど、

ラヴェルの思い入れを感じる作品です。

ちなみに、教本メルマガの第742号にて、

堀江真理子先生が解説の連弾版をご紹介しました。

★参考「マ・メール・ロワ 子供のための5つの連弾曲」

さて、そこで本書。

ラヴェルの作品でも人気の〈マ・メール・ロア〉を

ピアノソロで弾けるように編曲された作品。

作曲家の後藤丹先生による、

リサイタルでも弾けるクオリティの編曲。

同じく後藤先生による「各曲について」も、

読みやすく、端的にこの作品の作曲の経緯や、

物語の内容、曲の特徴などが理解できます。

連弾で楽しむのはもちろんですが、

名曲をソロで弾けるのは嬉しいですね。

ご興味がおありでしたら、

お手に取ってみてはいかがでしょうか。

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『 マ・メール・ロア[ピアノ・ソロ版]』 後藤 丹・編曲

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◆(3)編集後記

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あっという間に11月に入りました。

木々の葉も色付き、

紅葉シーズン真っ盛りですね。

さて、来月12月号の「ピアノ講師ラボ」は、

作曲家の西尾洋先生が再びご登場!

西尾先生には7年前にご登場いただき、

深いお話の数々をいただきました。

今回、会員様からの熱いご要望をいただき、

再登場いただくことができました。

目からウロコの、作曲家目線のピアノ指導、

子供の教育で忘れてはならないこと、

ソルフェージュ指導の秘訣などなど、

日々のレッスンのモチベーションが

上がるお話が満載です。

ぜひご期待いただけましたら幸いです。

★2023年12月号「ピアノ講師ラボ」

それでは最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

今日も素敵なレッスンを。

★次回2023年12月号は西尾洋先生が再びご登場!聴けるチャンスは11/30まで!画像をタップ

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