おはようございます。
株式会社リーラムジカ代表取締役の藤 拓弘です。

今日ご紹介するのは、

「ピアノ教本 選び方と使い方」

という書籍です。

先週このブログでご紹介した書籍も、
ピアノ教本に関するものでしたね。

★参考「ピアノ教本ガイドブック 生徒を生かすレッスンのために」

反響があったところを見ると、やはりピアノの先生の
興味関心の高い部分なのではと感じました。

どれを与えるかで、生徒を伸ばすか否かが決まる、
大事なポイントである「教本」。

そこで今回も、ピアノ教本に関する書籍のご紹介です。

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◆今日のチェックポイント◆
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巻頭の「はじめに」から引用すると、

「本書では、日本で出版されてきた教本を俯瞰したうえで、
おもに導入期のピアノ指導に焦点を絞り、教本を選ぶため
のポイントをまとめました。教本一覧、教本年表などの
資料も豊富にそろえましたので、参考になさってください」

とあります。

著者はピアノ指導者であり、さまざまな教本を
研究してこられた丸山京子先生。

「月刊ムジカノーヴァ」でも数多く寄稿されて
いらっしゃいますので、ご存じの先生も多いでしょう。

本書では最初に「教本を生かす3つの柱」である、

●教本を選ぶ前に考える
●教本を知る
●教本を柔軟に使う

を挙げて、これらを中心に内容を進めています。

さらに、子どもの発達段階を考慮した
教本の選び方のポイントや、

具体的な教本とその中からの曲の紹介、
読譜の観点からみた教本の選び方、

巻末資料では、翻訳された教本から、
日本人による教本まで幅広く紹介しています。

本書の内容を、目次からご紹介してみましょう。

はじめに

第1章 教本を生かすための基礎知識
第2章 教本を選ぶ前に考えたいこと
第3章 教本について知っておきたいこと
第4章 幼児期用教本と発達の要素
第5章 幼児期用教本に特徴的な楽譜と鍵盤の学習法
第6章 幼児期以降の教本
第7章 総合学習分冊型教本
第8章 テクニックと音楽基礎力を養う副教本
第9章 教本を柔軟に使うための5つのポイント

巻末資料
参考文献
あとがき

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◆(2)国内外のピアノ教本をさまざまな角度から考える

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私もこの教本メルマガを通して、これまで
たくさんの教本や教材、書籍に触れてきました。

ご紹介した数は450冊を超えますが、それでも、
まだまだほんの一部、という印象です。

つまり、世の中には本当に数えきれないほどの
教本や教材が存在していること、

そして、その数だけピアノ指導のエッセンスが
そこに詰め込まれている、ということです。

ピアノ指導に活かすためには、できるだけ
多くの教本に当たるのが望ましいわけですが、

ただでさえ、忙しいピアノ指導者にとっては、
それは簡単なことではありません。

今回のような教本の研究に関する書籍で、
ある程度の知識を得ておくのは有効でしょう。

本書は、30年以上国内外のピアノ教本の
研究をされてきた著者によるガイドブック。

「巻末資料」を見るだけでも、相当な数の
教本を精査されていることがわかります。

長年ピアノ指導に携わってきた方でも、
知らない教本もあるかもしれません。

欲を言えば、実際の指導の現場で具体的に
どの教材をどのように使用してどんな効果があったか…

そんな事例があればと感じましたが、この点は、
講座などでお話されるのかもしれません。

「指導者に求められるのは、生徒の状態に合わせて、
できるだけ早く適切に対応する判断力と柔軟性なのです」

と本書にもあるように、結果的には指導者の力量に
かかっている部分がほとんどだということ。

大切なのは「生徒を良くしよう」という、
指導力アップへの飽くなき心でしょう。

いずれにしても、これだけの教本を網羅している
本書は、有益な情報であるのは間違いないでしょう。

ご興味のある先生は、ぜひお手に取ってみてください。

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『 ピアノ教本 選び方と使い方 』 丸山京子・著

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◆(3)編集後記

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弊社サイトで連載している、

「人生で大切なことはすべてピアノ教室で学んだ」

第22話と第23話を続けて公開しました。

たくさんの先生にお読みいただいているようで、
とても嬉しいですね。

今回は、主人公の貴広が、音大時代に室内楽の
レッスンを受けた井之脇先生という人物が登場。

なかなか個性的な人物になりました(笑)

今回も、お時間がありましたら
お読みいただけたら嬉しいですね。

★【第22話】井之脇先生のレッスン室にて

★【第23話】自分自身にオーケーを出す

それでは最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

今日も素敵なレッスンを。

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