
おはようございます。
株式会社リーラムジカ代表取締役の藤 拓弘です。
今回ご紹介する教材は、
という曲集です。
このブログをお読みの先生は、
バロックの作品がお好きな方も多いでしょう。
今回は、バロックの作品を集めた
ピアノ曲集のご紹介です。
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◆今日のチェックポイント◆
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巻頭の「はじめに」から引用すると、
「本書の36の作品は主として、後期バロック
時代において、イギリス、フランス、イタリア、
ドイツにおいて活躍した29人の作曲家たちの
作品のうち、比較的平易で、親しみやすいもの、
そして短いものを選んで、平易なものから
順番に編集した」
とあります。
巻頭にもあるように、本楽譜は、
1967年に刊行された標準版ピアノ楽譜、
『バロック・アルバム1 36の小品集(原典版)』
のリニューアル版。
何と旧版は「69刷」まで版を重ねていた、
ということですので、長きにわたって
愛されてきた楽譜と言えるでしょう。
今回のリニューアル版では、
「楽譜はそのままに、より使いやすい形を
目指して小節番号の追加などを行いました」
とあります。
後期バロックの29人の作曲家の作品を、
36曲集めた作品集。
本書にあるレベルは、
「初級1-中級1」とあります。
本書に収められている内容を
巻頭の「目次」からご紹介してみましょう。
【目次】
1.クリーガー メヌエット
2.グラウプナー ガヴォット
3.ラモー メヌエット
4.ヘンデル ブレー
5.パッヘルベル フーガ
6.テレマン ジク
7.ラートゲーバー アリア
8.マッテゾン メヌエット
9.ニヒェルマン ジク
10.キンダーマン バレー
11.バード パヴァーヌ
12.フィッシャー シャコンヌ
13.パーセル ホーンパイプ
14.ブロウ フーガ
15.フレスコバルディ コレンテ
16.パーセル シチリアーノ
17.ムッファト コケット
18.キルンベルガー ファンファール
19.フリーデマン・バッハ 春
20.ダンドリュー ためいき(ロンド)
21.パーセル プレリュード
22.ラモー 上きげん
23.クープラン 小さな風車
24.ベーム リゴードン
25.パラディエス ソナタ第2楽章
26.ムッファト エール
27.クーナウ ヒスキア王の病とその回復 第2楽章
28.ラモー リゴードン
29.マルティーニ ガヴォット
30.レイエ クーラント
31.ガルッピ ジガ
32.ヘンデル ソナタ
33.ダカン かっこう(ロンド)
34.リュリ ジク
35.テレマン ファンタジー
36.スカルラッティ ソナタ
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◆(2)インヴェンションの前に弾いておきたい作品の数々を掲載
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バロックの作品を研究することは、
ピアノ学習や上達のためには必須。
拍感やアーティキュレーションの
勉強になることはもちろん、
多声を立体的に弾き分ける訓練は、
指の独立や耳を養うことにもつながり、
ピアノの技術を上げるためには、
ぜひバロックの作品を弾いておきたいところ。
代表的なのはバッハのインヴェンションですが、
本書には、その前に弾いておく、あるいは
併用もできる作品が多数掲載されています。
後期バロック29人の作曲家による36の小品、
やさしくて親しみやすく、短いものが
難易度順に掲載されています。
特筆すべきは、長岡敏夫先生による、
バロック音楽や奏法について、
「作曲者および曲目解説」は、
たいへん魅力的なものとなっており、
ピアノ学習者は必読でしょう。
バッハのインヴェンションの前に、
何かバロックの作品を取り組ませたい、
そんなピアノの先生には、
いい曲集かもしれません。
ご興味のある方は、
一度お手に取ってみてはいかがでしょうか。

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『 バロック・アルバム[原典版]36の小品集 』長岡敏夫・編
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◆(3)編集後記
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来月9月号のラボにご登場の、
鈴木弘尚先生のピアノ指導の秘訣。
いよいよ、締め切りまであと「5日」です。
どこを切り取っても、レッスンに活かせる、
そして、ピアノの先生ご自身の演奏も
変わってしまうようなお話の数々。
ピアノを教えるすべての先生に
聴いて欲しい音声教材となりました。
こちらの動画で9月号の聴きどころを
一人語りしてみましたので、ぜひご覧ください。
★【全ピアノの先生必聴】
鈴木弘尚先生が再び語る!
自分だけの音色で奏でられる生徒を育てる秘訣
鈴木弘尚先生のレッスンの秘訣をお聴きに
なりたい先生は8/31までにご入会ください
さて、YouTubeチャンネルでは鈴木弘尚先生との
5本目の対談動画を公開しました。
何と、ピアニストの鈴木弘尚先生は、
スマホを「8台」もお持ちだとか!
楽譜のために倉庫を借りているお話も
ありましたが、スマホも…
ご興味のある先生は、ぜひご覧ください。
★【スマホ8台持ちピアニスト】時間術の話題からの意外な展開!
また、私のYouTubeチャンネルでは、
発表会の選曲や講師演奏、アンコールに良さそうな
ピアノ作品を毎週一曲ずつご紹介しています。
今回は、カール・ツェルニーの
「旋律的絵画、あるいは歌詞のない音楽詩 Op.667 第1番」を。
使用している楽譜は「チェルニー ピアノ小品集 II(音楽之友社)」です。
★ちなみにこの曲集から、
以前「第14番」をご紹介しました。
ツェルニーといえば「30番練習曲」などの
「練習曲」のイメージが強いかもしれません。
ただ、今回の作品のような叙情的で、
美しいメロディーの作品もたくさん残しています。
やはり歌心のある作曲家だったのだと
あらためて感じますね。
ツェルニーのイメージが変わる一曲。
ぜひ楽譜を手に入れて、弾いてみてください。
★カール・ツェルニー「旋律的絵画、あるいは歌詞のない音楽詩 Op.667 第1番」
それでは今日もお読みいただき、
本当にありがとうございました。
今日も素敵なレッスンを。
いつも本当にありがとうございます。
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