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2015年の年末に実施いたしました、

「ピアノ教室運営と生徒募集に関するアンケート2015」

おかげさまで結果的に「617名」もの先生に
ご回答いただきました。

ご協力いただいた先生方、本当にありがとうございます!

このアンケートは、貴重なご回答をメルマガ等でシェアし、
皆様の教室運営にお役立て頂くことが目的です。

いよいよ本格的に集計結果をお伝えしていきたいと思います。

前回の記事では、生徒募集の概要や、
生徒数についてお伝えしましたね。

★参考「最近のピアノの先生は生徒募集に困っていない?
個人ピアノ教室の生徒数はどのくらい?」

今回は「生徒募集法」についてです。

■効果の高い生徒募集法は?

問3「これまでで効果の高かった生徒募集法は何ですか?
(複数回答可)」

という問いに対して、次のような結果になりました。

●新聞等の折込チラシ…19人
●チラシのポスティングや手渡し…60人
●ホームページ…248人
●ブログ…145人
●新聞や地域のフリーペーパーの広告…21人
●看板を見て…101人
●地域の掲示板や銀行、郵便局などに貼るチラシやポスター…18人
●外部サイトの教室紹介ページ…73人
●口コミや紹介…426人
●その他…20人
●生徒募集をしたことがない…49人

簡単に概要をお伝えしてみましょう。

■やはりネット関係での成果を実感

効果の高い募集法として、ホームページや
ブログを挙げていらっしゃる先生が多い
です。

今や2人に1人の割合でスマホを持っている、
という話も聴いたことがあります。

小さい子を持つ若いお母さんであれば、
所持率はもっと上がるでしょう。

また今の時代、何か知りたければ「ネット検索」
という行動が主流
になってきています。

当然、近くでピアノ教室を探したい場合、
ネットで調べて、ヒットした教室を検討。

そこでの見た目や情報量、先生の人柄や思いなど、
多くの情報をインプットして決定するわけです。

同アンケートにて、ピアノの先生の95.4%は、

「今の時代、HPやブログは必須である」

とお答えになっています。

まだ持っていない先生は、検討されても
いいかもしれませんね。

■今年も多かった「看板」

昨年に引き続き、「看板を見て」
答えた先生が多かったですね。

看板は即効性はありませんが、地域の人の記憶に残り、
ピアノを習いたい(習わせたい)と思ったときに

「あそこにピアノ教室があったな…」

と思い出して問い合わせることも少なくありません。

看板の作成に関する記事がありましたので、
よろしければご参照ください↓

★ピアノ教室の看板についての記事

■「その他」の回答をご紹介

アンケートにて「その他」とお答えになった
先生の回答をご紹介しましょう。

リトミック関係

割と多かったのが「リトミック」関係ですね。

地域の子育て支援や公民館などで、毎月、
あるいは年に数回リトミック教室を開催。

そこで、ピアノ教室を主宰していることを
お知らせして、移ってくる場合が多いようです。

リトミックといえば、おそらく0歳から4歳くらいの
お子さんが対象と思われますが、

ちょうどピアノに興味を持ち始める頃、
とも言えるかもしれません。

上手にピアノ教室(あるいはピアノ教育)を
アピールできれば、かなり期待できるでしょうね。

Facebookページ

教室のFacebookページを持つ先生も、
最近増えてきていますね。

情報の拡散力の強い媒体ではありますが、
それだけに情報の質を高め、量を増やすこと、

「いいね!」を増やす努力は必須になるでしょう。

「HPよりもこちらを見たというお問い合わせが多いです」

といったご意見もありましたが、上手に使いこなせば、
生徒募集にも期待できる媒体ということでしょう。

このFacebookページの活用については、
私もこれからリサーチしてみたいですね。

地道なボランティア活動

地域の公共施設などの行事や演奏会に、
ボランティアとして出演。

そこで興味を持たれた方に教室を紹介する。

ある先生は、小学校のゲストチィーチャーとして、
ボランティアで活動を展開。

地域のピアノの先生だという認識が定着してきて、
習いたいという生徒が増えてきたということです。

ボランティア活動は「地道に継続すること」が
大きなポイント
と言えるでしょう。

私も経験がありますが、1度や2度、ボランティアで
演奏したとしても、何の広がりもありません。

大切なのは、継続して「地域に貢献」しながら、
その活動に共感する「ファン」を増やすこと

非常に地道ではありますが、そこからの恩恵は
大きいでしょう。地域に根付いた活動は強いです。

■次回は「ネット関連」や「発表会」について!

次回も、最新のピアノ教室事情をお伝えしていきます。

発表会の参加費の相場までご紹介できたら…
と思っておりますので、楽しみにしていてください。

今日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

今日も素敵なレッスンを。

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