ex_shiori

楽器店様でのセミナー後には、受講された先生の
アンケートを拝見する機会もあります。

受講されたご感想は、率直なご意見で、
とても勉強になります。

(もちろんお名前等はこちらにはわかりません)

アンケートに書かれていた「ある文字」とは?

先日、ヤマハ小山店様にてさせていただいた、

「ピアノ教室が変わる~理想の生徒が集まる7つのヒント」

のセミナー後にも、出版社様の計らいでアンケートを拝見。

「印象に残った一言は?」の部分で、
多くの先生が書いていらっしゃったのが、

「感謝」

の文字でした。

書籍の最後の最後の項目が「感謝」

拙著「「ピアノ教室が変わる」の最終章の最後に、
「感謝の気持ちに遠慮はいらない」という項目を入れています。

そこに、毎朝「感謝日記」をつけていることを書きました。

以前は、お気に入りのRHODIAの方眼ノートに書いていましたが、
最近では監修させていただいた「レッスン手帳」に書いています。

「レッスン手帳」には2種類ありますが、マンスリー&ウィークリーには、
毎日のスケジュールを書くページがあります。

ウィークリーの一番下に、自由に使えるスペースがあります。
そこを私は「感謝日記」にしています。

スペースが小さいので、ササッと書けます。

私は早朝に書くので、実際には昨日の感謝になりますが、
たいしたことを書くわけではありません。

子どもがひらがなを書けるようになったとか、
カフェの店員さんの対応が素敵だったとか、

そんな些細なことです。

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こうした「感謝日記」をつける時間を持つと、少なくとも
「今日一日」をいい気持ちでスタートできるように思います。

感謝しているときは、
少なくとも悪い気分にはなりません。

むしろ良い気分になります。

そして、良い気分でいると、
物事の良い面にフォーカスしやすくなる。

「感情」が「動く」と書いて「感動」ですが、
心動いた小さいことにも気づきやすくなる。

そんなことはいえるかもしれません。

たとえば、生徒の悪い面しか見えなかった自分が、
いいところが見えるようになってくる。

いつも遅れてきがちな生徒でも、
そういえば一度も休んでいない。

これは実は奇跡的なことなのでは、
と考えられるようになる。

気持ちが変わると接し方も変わってきます。
すると、生徒からの反応も変わってきます。

そう考えると、感謝日記をつけることは、
良い感情でいる習慣をつけること。

なるべく良い感情でいられれば、
良い面が見えやすくなってくる。

「感謝日記」にはそんな効果があるのでは、
と思っています。

そして時々、過去にさかのぼって感謝日記を読み直します。

何か心が沈んだときにそれを読むと、
どれだけ自分は恵まれているかを再確認できます。

そして、今の自分はうぬぼれていないか、
足りないのは感謝ではないか。

何か大切なものを忘れてはいないだろうか。

そんな、自分を見つめる時間にもなったりします。

朝の数分は、私にとってかけがえのない時間です。

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