おはようございます。

株式会社リーラムジカ代表取締役の藤 拓弘です。

今回ご紹介する教材は、

「ヘンデル ハープシコード作品集 1」

という曲集です。

ヘンデルといえば、オペラや管弦楽曲など、

多くの作品を残した作曲家。

今回は、ヘンデルの

ハープシコード作品集のご紹介です。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆今日のチェックポイント◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

巻頭の「各曲解説」から引用すると、

「1720年出版の『第I集』は起案当初から
ヘンデルと出版者との意思疎通が図られて
おり、選曲や構成はヘンデル自身のものと
思われる(中略)ヘンデルはすでに35歳に
達しており、ロンドンにおいて大作曲家と
しての地位を確かなものにしていた(中略)
その堂々とした自信と風格が滲み出ている」

とあります。

本書は、音楽之友社の「標準版ピアノ楽譜」

というシリーズからの一冊。

前回はソレールはの作品集をご紹介しましたね。

★参考「ソレール 鍵盤のためのソナタ集」

ヘンデルは1685年に生まれ、

1759年に没したドイツ出身の作曲家。

イタリアで成功したのちに、

イギリスで活躍、帰化しました。

本書は、そのヘンデルの主要鍵盤作品を

集めた作品集の第1巻。

ヘンデル研究の第一人者である

三澤寿喜先生の校訂と解説、

また運指は平野智美先生が担当されています。

「目次」から内容をご紹介してみましょう。

【目次】

●編集にあたって(三澤寿喜)
●前書き(三澤寿喜)
●各曲解説(三澤寿喜)

組曲第1番   イ長調  HWV 426
組曲第2番   ヘ長調  HWV 427
組曲第3番   二短調  HWV 428
組曲第4番   ホ短調  HWV 429
組曲第5番   ホ長調  HWV 430
組曲第6番   嬰へ短調 HWV 431
組曲第7番   ト短調  HWV 432
組曲第8番   ヘ短調  HWV 433
カプリッチョ ト短調  HWV 483
エア     イ長調  HWV 468
メヌエット  ト短調  HWV 434/4
ソナタ    ト短調  HWV 580
コンチェルト ト長調  HWV 487
ソナチナ   二短調  HWV 581

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆(2)原典に基づく校訂と演奏に役立つ解説そして運指が光る一冊

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ヘンデルというと、「水上の音楽」や

「メサイヤ」でご存じの方も多いでしょう。

オペラやオラトリオはもちろん、

管弦楽曲や器楽曲など多くの作品を

残したヘンデル。

本書は、ヘンデルが存命中に出版された

ハープシコード作品集の、

「第I集」「第II集」「第III集」と

校訂者が選んだ2つの組曲と6つの小品を、

全2巻に分けて収録したもの。

本書が「第1巻」となります。

本書の校訂や前書き、各曲解説は、

ヘンデル研究者である三澤寿喜先生。

特に「演奏上の注意点」は、演奏で悩む

装飾音や装飾記号などの解説があり、

演奏の際にとても役立つでしょう。

また、平野智美先生による運指は、

演奏上の大きなヒントを与えてくれています。

ちなみに、ヴィルヘルム・ケンプ編曲で知られる、

「メヌエット ト短調 HWV 434/4」

の原曲も本書に収められていますね。

ヘンデルの作品がお好きな先生は、

お手に取ってみてはいかがでしょうか。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

『 ヘンデル ハープシコード作品集 1 』三澤寿喜・校訂・解説、平野智美・運指

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆(3)編集後記

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

次号2026年8月号の「ピアノ講師ラボ」に、

ピアニストの中田雄一朗先生がご登場!

全国各地での演奏活動はもちろん、

コンクールの審査、講座、ピアノ指導と

幅広くご活躍の先生です。

今回は、ピアニストならではのテクニック指導、

ブルクミュラーのレッスン法、表現力を上げる秘策、

脱力を体験させる方法や緊張への対処法など、

幅広いお話をいただきました。

また、YouTubeチャンネルでは、

中田雄一朗先生との初回動画を公開!

中田先生のお人柄が伝わってくる、

楽しい動画ですのでぜひご覧ください。

★陸上で県大会出場!
ピアニストの中田雄一朗先生の激レア出演!今年の演奏会情報も

また、私のYouTubeチャンネルでは、

発表会の選曲や講師演奏、アンコールに良さそうな

ピアノ作品を毎週一曲ずつご紹介しています。

★藤拓弘の演奏動画リストはこちら

今回は、メンデルスゾーンの

「無言歌 作品19-1」を。

私が初めてメンデルスゾーンの作品を弾いたのが、

おそらくこのOp.19-1の無言歌だったように思います。

今回の作品19-1は「甘い思い出」という

タイトルで呼ばれることもあるようです。

懐かしい思い出を振り返るような作品。

ひとつ一つを味わうように、

あえて少しゆったり目に弾いてみました。

もしよろしければこちらからご覧ください↓

★メンデルスゾーン「無言歌 作品19-1(甘い思い出)」

それでは今日もお読みいただき、

本当にありがとうございました。

今日も素敵なレッスンを。

いつも本当にありがとうございます。

★毎月聴くとあなたのレッスンに自信がみなぎる「ピアノ講師ラボ」サンプル音声はこちらの画像をタップ

(上の画像をタップ後、ページ中ごろの黒い再生バーの三角ボタンを押してください↑)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

★全国4,885名のピアノの先生が購読する無料メルマガ
「成功するピアノ教室」ご登録はこちら

↑毎週土曜日の朝に配信中。配信解除もいつでもすぐにできます

★今年もいよいよ発売!ピアノの先生のために作られた手帳
★「ピアノ指導者お役立ち レッスン手帳2026」【マンスリー&ウィークリー】

★「ピアノ指導者お役立ち レッスン手帳2026」【スリムマンスリー】

★ピアノ教室運営を成功させる「秘密」を物語形式で学べる!
★「夢をかなえたピアノ講師~ゼロからの180日(音楽之友社)」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


こちらの記事もぜひお読みください