おはようございます。

株式会社リーラムジカ代表取締役の藤 拓弘です。

今回ご紹介する教材は、

「こんなおと みいつけた 幼児のための連弾集」

という教材です。

ピアノ教育でとても大切な

導入期の指導。

楽器店ではたくさんの教材が並び、

そのバリエーションに驚きます。

今回は、導入期に使える教材のご紹介です。

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◆今日のチェックポイント◆
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本書の巻頭の「先生および保護者の方へ」から引用すると、

「この本は、3~4歳の幼い生徒たちが、
先生や他の生徒、家族と連弾を楽しめる
ように作られたものです」

とあります。

また表紙に、

「ペース・ピアノ教育シリーズ

-幼児用 おんがくをはじめよう 対応-」

とあるように、ペースメソッドの

教材シリーズからの一冊。

3~4歳の小さな子でも、鍵盤を触りながら、

2人でピアノを楽しめる教材です。

音の長さや高さが、図で表されており、

音符が読めなくても鍵盤の位置が分かれば

ピアノが楽しめるようになっています。

なお、本書は「はじめてのデュエット(Ia・Ib)」

として2000年に刊行され、絶版となった教材の

リニューアル版とのことです。

本書の内容を「もくじ」から

ご紹介してみましょう。

【もくじ】

●くも
●ぞう
●ひこうき
●あきのいろ バージョン1
●あきのいろ バージョン2
●あめ
●3びきのねずみ
●きみのわるいこえ
●こうまさん
●パンやさん
●パンやさん~バリエーション~
●こなゆき
●ゆきだるま
●とけちゃうゆきだるま~バリエーション~

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◆(2)音符が読めなくても図で連弾が楽しめる教材

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ピアノ教育で最も大切なのが

導入期の指導でしょう。

はじめてピアノを触る子どもに、

どのようなアプローチで音楽、

そしてピアノに向かわせるか。

音楽が楽しいということを、

いかに伝えられるかは、

私たちピアノ指導者の力量にかかっています。

そこで本書。

ご存じ「ペース・ピアノ教育シリーズ」

からの小さな子向けの教材。

対象は3~4歳のお子さまで、

音の長さや高さを表す図の楽譜で、

楽しく連弾できるように作られた一冊です。

曲を弾き始める前に、手拍子で練習、

メロディの音高・音価に合わせて

手を上下させる(シェイプする)、

どんな音を出したいか、

パートナーと話し合う、

など、リズムや音の高さ、表現なども

小さなころから学ぶ工夫がなされています。

こうした段階をふめば、音符や五線譜に

スムーズに移行できるようになるでしょうね。

なお、お伝えしたように本書は、

「はじめてのデュエット(Ia・Ib)」

として2000年に刊行のリニューアル版。

レイアウトや挿絵を一新。構成も再検討し、

よりシンプルで使いやすくなったようです。

「ペース・ピアノ教育シリーズ」を

使っていらっしゃる先生はもちろん、

導入期に使える教材をお探しの先生は、

一度お手に取ってみてはいかがでしょうか。

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『 こんなおと みいつけた 幼児のための連弾集 』ロバート・ペース・監修、神保洋子・編

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◆(3)編集後記

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さて今週もピアノ曲を一曲アップしました。

今回は、平吉毅州先生の「南の風」。

楽譜はカワイ出版さまからの、

「こどものためのピアノ曲集 南の風」です。

平吉毅州先生の曲集といえば、「虹のリズム」も有名ですが、

この「南の風」もピアノの先生に人気の曲集。

●月夜のコロボックル
●ロバート・シューマンの夢を見た
●スタレガ・ラプソディ
●骸骨達の陽気な行進

などなど、個性豊かな作品が並びます。

曲集のタイトルにもなっている「南の風」。

冒頭には「やさしく、さわやかに」とあります。

おだやかなで、ときに勢いを増していく…

そんな南に吹く風が心地よい作品ですね。

お子さまの発表会の選曲にも

候補に挙がりそうなピアノ曲。

その他、素敵な作品が散りばめられていますので、

「こどものためのピアノ曲集 南の風」をぜひ

弾いてみてください。

★気づけば、あっという間に49曲目
平吉毅州作曲「南の風(South Wind)」

また、来月2025年2月号の「ピアノ講師ラボ」に

ご登場の智内威雄先生との動画の第5弾を公開。

今回の動画では、左手のピアニストの智内先生の

「コミュニケーションの秘訣」について!

ピアノのレッスンで大切なのはコミュニケーション。

指導者と生徒の関係だからこそ「相手を尊重すること」

が大切だとおっしゃいます。その真意とは…

ぜひこの動画であらためてコミュニケーションで

大切なことを感じていただけましたら幸いです。

★ピアノ講師ラボ動画対談 vol.191
「生徒や保護者とのコミュニケーションの
秘訣は尊重すること」

最後までお読みいただき、

本当にありがとうございました。

今日も素敵なレッスンを。

いつも本当にありがとうございます。

★次回2025年2月号は智内威雄先生との対談!聴けるチャンスは1/31まで!画像をタップ

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