きせつのものがたり

毎週水曜日に配信している「ピアノ教本メルマガ」。
本日配信分(第308号)を、こちらのブログでもご紹介してみます。

轟千尋先生の新刊、「ちいさなピアノ曲集 きせつのものがたり」です。

★「1冊3分で分かる!ピアノ教本マガジン」vol.308(2014年6月4日配信)より

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◆(1)今日の教本
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『 ちいさなピアノ曲集 きせつのものがたり 』  轟千尋・作曲
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今日ご紹介するのは、

『 ちいさなピアノ曲集 きせつのものがたり 』

です。

作曲されたのは、ピアノ教育界で大人気の轟千尋先生。
この教本メルマガでも、ご著書をご紹介してきました。

今回の曲集は、第207号で取り上げた、
「ぴあのでものがたり」の姉妹作品と言えるでしょう。

★参考「ちいさなピアノ組曲集 ぴあの で ものがたり」

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◆今日のチェックポイント◆
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巻頭の「まえがき」から引用すると、

「月ごとに変化する風景や自然の様子などを、音で表現したことが
きっかけとなってうまれました。読譜は難しすぎず、それでいて、
新鮮な響きに出会えるチャンスと、表現力・想像力を磨く要素を
つめこんだ、作品集です」

とあります。

この曲集は、月刊誌「ムジカノーヴァ」2013年4月号から
2014年3月号までの連載作品をまとめたもの。

1月から12月まで、月ごとにタイトルがつけられ、
風景や自然の様子などを表現した作品となっています。

ちなみに、各曲のタイトルを挙げてみると、

1月 夢
2月 雪
3月 目覚め
4月 ひなたで
5月 鳥たちの庭
6月 雨
7月 海の上を吹く風
8月 祭り
9月 祈り
10月 ハロウィンのいたずら
11月 いちょうの木
12月 クリスマス

さらに、季節ごとに「インテルメッツォ」など
書き下ろしの作品が5曲入っています。

巻頭には「作曲家からのメッセージ」があり、
各曲の演奏や解釈の際の参考になります。

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◆(2)作曲家・轟千尋先生が醸し出す日本の季節感
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曲のレベル的には、初級~中級といった感じでしょうか。

音数は少ないですが、それだけに考え尽くされて
配置され、表現をまかされた音たち。

「新しい響き」「不思議な響き」

など、様々な表現を醸し出しながら曲が構成され、
曲集全体を調和させながら、作品が並べられています。

巻頭の「まえがき」には、

「子どもたちには、早い時期から不思議な和音や音のぶつかりの
魅力に出会えるように、大人の方には、少ない音を美しく響かせ、
情景が目に浮かぶような深い表現を追求してもらえたら」

と、作曲者としての願いも込められています。

子どもたちがこうした作品に触れることは、想像力を伸ばし、
表現することの楽しさを体験することにつながるでしょう。

私も全曲を弾いてみましたが、特に、

○3月 目覚め
○6月 雨
○インテルメッツォ夏
○7月 海の上を吹く風
○9月 祈り
○ポストリュード冬

は素敵な作品だなと感じました。

たとえば発表会などで、この曲集の1月から12月まで、
生徒全員で演奏するのも面白そうです。

轟先生のファンの方はもちろん、新しい響きの作品を
子どもたちに触れさせたい先生はご覧になってみてください。

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