退会届

株式会社リーラムジカ代表取締役の藤 拓弘です。
いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。

毎週土曜日の朝に無料で配信している、
弊社のメルマガ「成功するピアノ教室」

おかげさまで、たくさんの先生に
お読みいただいております。

ときおり、このブログでも過去の
メルマガの記事をアップしています。

今日もその一つをお届けしてみます。

ピアノ教室の「退会」「退室」を防ぐお話です。

【メインコンテンツ】
生徒の「退会」を防ぐためにできることは?

毎年実施して5回目となった、

「ピアノ教室運営と生徒募集に関するアンケート2014」

お伝えしておりますように、過去最高の「714名」
回答数をいただき終了いたしました。

実施したアンケートでは、

問19「生徒の退会を防ぐ工夫や、退会防止に
つながっていると思うことは何ですか?」

という質問をご用意してみました。

■入会と退会のバランスを考える

生徒募集と退会防止は両輪のような関係です。

どちらも大切ですし、どちらかが思わしくないと、
生徒数のバランスも崩れてきます。

当然ですが、生徒を集めてもそれ以上の退会者が
出れば教室全体としての生徒数は減ってしまいます。

だからこそ、この2つのバランスを意識して
「理想の生徒数」を維持することが大切

そこで最近のメルマガでは「退会を防ぐポイント」
についてお伝えしていきます。

■圧倒的な回答は「保護者とのコミュニケーション」

アンケートでは多くの先生が、
退会を防ぐポイントとして、

「保護者とのコミュニケーション」

を挙げていらっしゃいました。

お子さんの場合、最終的な意思決定権は
まだ保護者にあることもあり、

「退会か継続かの鍵を握るのが保護者」

と感じている先生が多いのでしょう。

保護者との関係を密にすることによって、

●退会を未然に防ぐ
●退会を引き留める
●退会後の再開を促す

この3つが期待できると考えていらっしゃるようです。

■その根底には「信頼関係」ありき

世の中が人との関わりで出来ているからこそ
重視されるのが「信頼関係」です。

「この人ならまかせられる」
「この人の言うことなら従う」

そうした相手への信頼があってこそ、
人間関係も長きに渡って続くわけです。

ピアノ教室との関係も同じで、
長期間にわたって関係を築くためには、

「先生と生徒(保護者)との信頼関係」

はほぼ大前提と言えるでしょう。

生徒や保護者から、どれだけ信頼されているか、
この点はピアノの継続の大きなポイントです。

その信頼関係を築くために必要なのが、
「コミュニケーション」
だということです。

■先生方が実践する「面談」

多くの先生が実践されているのが、

「保護者面談」

です。また生徒も含めた三者面談
実施している先生も少なくありません。

頻度としては「年に一回」が多いようです。

大きな目標は「保護者とのコミュニケーション」
だと考えますが、もっと大きな点は、

「継続への解決策を導く」

ということです。

「辞めたいと思っている原因を探り、
それを取り除いていく努力をする」

「今悩んでいる事をすばやく察知し、
早めに解決するようにしています」

といったご意見もありました。

面談によって早期発見、早期解決が
図れる点がポイント
だということでしょう。

■面談では何をしているのか?

先生方が実践する面談では、主に現状把握と
ビジョンの共有、そして問題解決が目的です。

●自宅での練習の様子のヒアリング
●他の習い事についての考え方
●今後のレッスンの目標

などを項目として挙げて、今後のレッスンを
明確にして共有する。問題があれば話し合う。

また「ピアノは長く続けることが重要」
という点を折に触れて確認する。

ビジョンを含め、これからのレッスンを
保護者と共有すること、

長期にわたって習い続けるメリット、
集中力の増加などの付加価値を伝えること。

これらはやはり必要なことなのでしょう。

■面談時における工夫は?

保護者との面談において、
様々な工夫も見られます。

たとえば「レッスン見学」をセットして、
その後に三者面談を行っている
先生も。

日頃レッスンの様子が見られない保護者にも、
現状把握とビジョン共有が一度でできます

またケーキとお茶を用意し、話しやすい雰囲気と
たっぷりとした時間を取っている先生も。

面談での先生の「ピアノ教育へ熱意」が
保護者に伝わるかどうかもポイント
のようです。

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