いつもこのブログをお読みいただき、
本当にありがとうございます。

人生はどんな人と出会うかで決まる、
そんな言葉もあります。

考えてみると、生きている間に出会える人の数は、
いったいどのくらいなのでしょう。

世界で60億人も人間がいて、この目の前にいる人と、
このタイミングで出会えた確率はどのくらいでしょう。

「袖振り合うも多生の縁」

この言葉の意味が、ようやく最近分かってきました。

どんな出会いにも意味がある。
だからこそ出会いを大切にしよう、

自分以外の人への感謝を大切にしよう。
そんなことを思ったりします。

■どんなご縁も大切にするピアノの先生

これまで数え切れないほどのピアノの先生との
出会いをいただいてきました。

気付くのは、教室がうまくまわっている先生は、
この「ご縁」を大切にする方が多いこと

生徒やそのお母さんはもちろんなのですが、

「生徒の周りにいる人へのご縁も大切にする」

こういうご姿勢がはっきりと見えます。

たとえば、Aちゃんという生徒さんには、
お父さん、お母さんはもちろんのこと、

おじいちゃん・おばあちゃん×2、親戚いとこ、
お友達、学校の先生、隣に住んでいる人、地域の人…

このように、Aちゃんは果てしなく
たくさんの人に囲まれているわけです。

同じように、BくんもCさんも、Dちゃんにも、
果てしなくたくさんの人が周りにいる。

つまり、AちゃんやBくん、CさんDちゃん…(ずっと続く)
が教室に来てくれていることの背景には、

そうした人の存在があるわけです。

広い視点で見ると、教室は多くの人に囲まれ、
多くの人のおかげで成り立っている

だからこそ、繁盛している教室の先生は、
いつも誰にでも謙虚で心を配ることができ、

「本当におかげさまで…」

という言葉が心から出るわけです。

だから、どの生徒の「周り」の人との出会いも
一つひとつを大切にしていく。

それが、人を相手にするピアノ教室という
自分の仕事の土台にあるわけですね。

■やっぱり「感謝」が土台にある

そういう先生は、感謝の気持ちは
きちんと伝えます。

たとえば、体験レッスンに来た方に、
感謝ハガキを出す方もいらっしゃいますね。

入会か否かということではなく、
純粋に教室に足を運んでくださったこと、

一緒に音楽を楽しむことができたことへの御礼。

しかもメールや電話ではなく、自筆で伝える。

そういう気持ちを大切にされている先生を見て、
純粋に、いいなぁと私も思います。

その他にもいろいろとありますね。

生徒の運動会には応援に駆けつける。

卒業した生徒には「受験勉強どう?がんばってね」
とさりげない一言を添えて気にかける。

宅配便の人が荷物を届けにきたら、
「暑いからどうぞ」とお茶を一本渡す。

講師として来ている先生には、
こまめに「ありがとう」を伝える。

レッスンが終われば、自分のピアノに
「今日もありがとう」と丁寧に磨く。

そういう気持ちのある先生には、
同じように多くの人が気持ちをくれる。

素敵な連鎖がそこに生まれるわけです。

人生も教室もうまくいっている先生が、
見えないところでやっていること。

私自身も大切にしていきたいと、
日々思ったりします。

・・・ ・・・ ・・・

貴重なお時間に、最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

今日も素敵なレッスンを。
いつも本当にありがとうございます。

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