音楽ドリル

ワークブックやドリル関係の教材を、
レッスンで使っている先生も多いでしょうね。

★「1冊3分で分かる!ピアノ教本マガジン」vol.352(2015年4月22日配信)より

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『 ミッキーといっしょ おんがくドリル 』 高橋千佳子・監修
★リンク先は「導入編1」になっています

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今日ご紹介するのは、

「ミッキーといっしょ おんがくドリル」

という教材です。

ピアノのレッスンでワークブックやドリルの教材を
お使いの先生も多いことでしょう。

また、生徒さんの自宅学習として宿題にしている
方もいらっしゃると思います。

今回は、ドリル関連の教材のご紹介です。

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◆今日のチェックポイント◆
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巻頭の「はじめに」から引用すると、

「この『おんがくドリル」は、音符の読み書きの
練習にとどまらず演奏に結び付く力をつけるため
に考案されました(中略)主に小学校低学年から
お使いいただけるよう、説明文もわかりやすく五
線も書き込みやすいサイズにしました」

とあります。

タイトルに「ミッキーといっしょ」とあるように、
ミッキーマウスのキャラクターが随所に登場。

お子さんはミッキーが大好きですから、
それだけでもやる気が出るかもしれません。

この「おんがくドリル」は、5巻構成になっています。

内容について「はじめに」から要約してみます。

【1・2巻】
音符の読み書きの他に、鍵盤と音を結びつける
エクササイズやリズム練習で飽きずに進められる構成。

【3巻以降】
楽譜を読む力や演奏に必要な力を伸ばすため、
親しみのある曲やスタンダードな練習曲を題材に。

また、解答のページが設けられていないため、
先生や保護者のサポートが必要でしょう。

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◆(2)人気キャラクターがイラストで登場する音楽ドリル

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小学生だった頃、漢字を覚えるために、
手が黒くなるほど何度も書いて練習しました。

書くことで記憶が強化されて再現できる。

これは音楽の勉強でも同じではないかと思います。

音符や記号など、何度も書いて考える過程で、
記憶に残り、知識として残る。

今回のようなドリルも、読むだけでなく、
書いて勉強を深めていくのが狙いの教材。

この教材が5巻構成であることは述べましたが、
必然的に、1冊が比較的薄い感じになります。

1冊の修了までの時間を短くし、なるべく子どもたちが
達成感を味わえるような配慮といえるでしょう。

楽典的な解説は極力端的におさえています。
この点、指導者による細やかな解説が必要です。

応用編になると、バイエルやツェルニー、
ブルグミュラーなどの楽譜の問題が出題。

知識を演奏につなげる配慮かと思います。

本教材に散りばめられたミッキーマウス関連の
イラストでやる気の出る子もいるでしょう。

ただ、それ以外でも指導者による動機づけや
課題の与え方の工夫は必要といえます。

いかに生徒にドリルの目的を意識させながら
取り組ませるかがポイントになりそうです。

ドリル関連の教材をお探しの先生は、
一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。

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『 ミッキーといっしょ おんがくドリル 』 高橋千佳子・監修
★リンク先は「導入編1」になっています

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