おはようございます。

株式会社リーラムジカ代表取締役の藤 拓弘です。

今回ご紹介する教材は、

「ラヴェル ピアノ作品集 1」

という曲集です。

このメルマガをお読みの先生のなかにも、

ラヴェルの作品がお好きな方も多いでしょう。

今回は、ラヴェルのピアノ作品集のご紹介です。

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◆今日のチェックポイント◆
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本書の巻頭にある「ラヴェルとそのピアノ音楽」から引用すると、

「モーリス・ラヴェル(1875-1937)は寡作な
作曲家であった(中略)ラヴェルの作品リスト
におけるオリジナルのピアノ独奏曲の総数は、
没後に出版された遺作をふくめても20作程度
しかない。そのほとんどが、今日においても
近代フランス音楽の重要なレパートリーとして
愛奏・愛聴されつづけているのは驚くべき
ことである」

とあります。

本版は、各種資料を比較検討し校訂した、

音楽之友社オリジナルの実用版。

この「標準版ピアノ楽譜シリーズ」については、

これまでも、いろいろとご紹介してきましたね。

★参考「シューベルト 即興曲/舞曲集 New Edition」佐藤卓史・解説・運指

★参考「グリディ ピアノ作品集 New Edition」下山静香・解説・運指

★参考「チャイコフスキー 四季 New Edition」ヴィクトル・ブーニン・監修

ラヴェルの主要なピアノソロ曲を、

2巻に分けて収載した第1巻が本書。

第1巻は、パリ音楽院在籍中に作曲された作品や

比較的小規模な作品が集められています。

本書に収められている内容を

巻頭の「目次」からご紹介してみましょう。

【目次】

●ラヴェルとそのピアノ音楽(神保夏子)
●楽曲解説(神保夏子)
●運指をつけるにあたって(務川慧悟)

●グロテスクなセレナード
●古風なメヌエット
●亡き王女のためのパヴァーヌ
●水の戯れ
●ソナチネ
第1楽章
第2楽章
第3楽章

●メヌエット 嬰ハ短調
●ハイドンの名によるメヌエット
●ボロディン風に
●シャブリエ風に
●前奏曲 イ短調

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◆(2)第1巻はパリ音楽院在籍中の作品や比較的小規模な作品を収載

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ラヴェルといえば「ボレロ」や「ラ・ヴァルス」など、

名曲がたくさんありますね。

また「水の戯れ」や「夜のガスパール」など、

ピアノの名曲もよく知られています。

本書は、ラヴェルの主要なピアノソロ曲を、

2巻に分けて収載したうちの一冊。

第1巻は、パリ音楽院在籍中に

作曲された作品などが収められています。

皆さんご存じの「水の戯れや」「ソナチネ」

「亡き王女のパヴァーヌ」など、

人気どころの作品も収められています。

注目すべきは、近代フランス音楽史の

専門家の神保夏子先生による詳細な解説、

また、人気ピアニストの務川慧悟さんが

運指を担当されているところでしょうか。

特に務川慧悟さんは、10年以上のフランスで

研鑽を積んでいらっしゃることから、

指使いの一つひとつに深い解釈が込められています。

ラヴェルの作品がお好きな先生や、

生徒に与えたいと思っている方は、

ぜひ一度見ておきたい楽譜の一つでしょう。

ご興味がおありの先生は、

一度お手に取ってみてはいかがでしょうか。

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『 ラヴェル ピアノ作品集 1 』
神保夏子・解説、務川慧悟・運指、平野貴俊・校訂協力

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◆(3)編集後記

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私のYouTubeチャンネルでは、

発表会の選曲や講師演奏、アンコールに

良さそうなピアノ作品を毎週一曲ずつご紹介。

今回は、アレクサンドル・スクリャービンの

「24の前奏曲より第4番」をご紹介。

使用している楽譜は、音楽之友社さまの

「ロシア奏法によるピアノ教本 はじめの一歩 響きでつむぐピアノ2」です。

スクリャービンの作品、これまでもいくつか演奏動画をアップしました。

★24の前奏曲より第5番(Scriabin 24 Preludes Op.11 No.5 D-Dur)」

★8つのエチュード(8 etudes No.4 Fis-dur)よりOp.42-4

★12のエチュード(12 Etudes No.8 As-Dur)よりOp.8-8

アレクサンドル・スクリャービン(1871/72-1915)は、

少年期から優れたピアニストであったこともあり、

数々の名曲を世の中に残しています。

そのスクリャービンが若い頃にショパンの前奏曲にならい、

作曲したと言われるのがこの「前奏曲」。

今回の第4曲は、4分の6拍子、ホ短調で書かれています。

冒頭には「Lento」とあります。重い足取りのような

テンポのなかに、哀しい歌が紡がれていきます。

短い作品ですが、儚さと美しさを

感じる一曲ではないかと思います。

もしよろしければこちらからご覧ください↓

★スクリャービン「24の前奏曲より第4番」

それでは今号もお読みいただき、

本当にありがとうございました。

今日も素敵なレッスンを。

いつも本当にありがとうございます。

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