6年間、毎週配信しているメルマガ「成功するピアノ教室」

先日300号を超えましたが、このブログでも「反響のあった記事」を
ときどきアップしていきたいと思っています。

メルマガ「成功するピアノ教室」vol.201(2012年5月19日配信)より

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【メインコンテンツ】~お客様は読まない、信じない、行動しない~
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この厳しい時代において、どの業界でもきっと、
人の動きの鈍さを感じているはずです。

社会の経済状態があまりよくないときに、
人々の動きが鈍るのはいわば当然です。

私も自分の消費行動を、改めて考えてみると、
お金の使いどころはかなり吟味しています(笑)

ただ、こうした経済状態の他にも、あることを
知っておくと、生徒募集にも役立ちます。

これは、マーケティングにおいての常識、
ともいえる原則です。

今日はこれをちょっと考えてみましょう。

■お客様の3大原則とは

マーケティングやセールスの世界では、
次の3つのことは大原則としています。

【1】お客様は読まない
【2】お客様は信じない
【3】お客様は行動しない

生徒募集のチラシを例に考えてみましょう。
この原則を当てはめてみると、

多くの人は、チラシは読まない。
多くの人は、読んでも信用しない。
多くの人は、問い合わせの行動はしない。

こう考えてみると、かなりブルーになってきます(笑)

気合を入れて作ったチラシ、

「これで絶対生徒が集まる!」

と意気込んでも反応がなかったというのは、
この原則がぴたりと当てはまったからかもしれません。

我々としては、当然チラシは読むだろうし、
内容にも興味をもってくれるだろうし、
問い合わせや体験レッスンも受けてくれるだろう。

そう思ってしまいますが、実際はそんなに
甘くはないということですね。

世の中の大部分の人は、ピアノに興味がないわけですから、
チラシを読みもしないでしょう。

もし興味があってチラシを読んだとしても、
内容にピンと来なければ信用しません。

また、もしこの教室よさそうと思っても、
必要性に迫られていない限り、行動には移しません。

■皆さんもチラシを見もせず丸めているはず…

これは、ご自身がチラシを見たときの事を
思い出してみていただけると分かりやすいと思います。

たとえば、分譲マンションのチラシ。

今の家に満足していれば、ほとんど読みません。
というか、読む前に丸めているでしょう。

もしマンションに興味があっても、自分の価値観に
ぴったり合わなければスルーするでしょう。

また、いいなと思っても、切羽詰まっていなければ、
資料請求という「行動」までは起こさないでしょう。

ピアノ教室のチラシもきっと同じことが
多くのご家庭で行われているはずです。

きっと9割以上のチラシは、最初の「お客様は読まない」
の段階で捨てられているはずです。

そもそもピアノに興味を持っている人は、割合として
かなり少ないはずですから当然でしょう。

大事なのは、

「興味がある人に、どうやって『よさそう』と思わせるか?」

という部分です。

先ほどの原則でいえば【2】の部分ですね。

■勘のいい先生はお気づきでしょう

ここまでお読みいただいた先生は、
きっとあることに気付かれたでしょう。

それは、前号まで4回にわたってお伝えした、

「ベネフィットを伝えることの重要性とその方法」

が、いかに大切なのかという点です。

教室の良さやその証明となるものを、
いかに効果的に伝えるか。

ここは、興味をもった人に対して好印象を与えるか、
教室への信頼を感じてもらえるかに直結します。

人は信用して初めて行動に移ります。

だからこそ伝える「内容」が大事になってくるのであり、
その良さを「証明するもの」が必要不可欠になるわけです。

■続きは次号で・・・

長くなりそうですので、ここまでにしたいと思います。

次号では上記のことをふまえて、どうすれば教室に
興味を抱かせ、信用してもらうかについて考えてみます。

ポイントは、

「教えてあげて、気付かせる」

です。次号もお楽しみに!

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※続きは、明日のブログでご紹介いたします

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