いつもこのブログをお読みいただき、
本当にありがとうございます。

株式会社リーラムジカ代表取締役の藤 拓弘です。

今日は以前のメールマガジンで反響があったものを、
こちらのブログでもシェアしてみます。

・・・ ・・・ ・・・

人間は向上心さえあれば、どこまでも成長できる、
と私は思っています。

ただ、いきなり大きなことを成し遂げたり、
大成功をおさめることは当然難しい。

だからこそ、

「今日は昨日よりも少しでも前に進もう」

という意識、そして「もがき」が大切だと思います。

■もし毎日1%でも…

楽天の三木谷さんが提唱したと言われるお話です。

たとえば、毎日1%だけでも成長しようとすると、

1.01の365乗で、1年でおよそ37.8倍も
成長できる計算になる。

ただ、残念なことに、毎日1%でも力を抜くと、
0.99の365乗で、0.026倍。

つまり1年で「40分の1」にまでなってしまう。

たった1年で、それまでの自分の40分の1…
かなりショッキングな数字ですよね。

私のこの計算を初めてみたときには、
かなり愕然として記憶があります。

■人は楽なほうには行きやすい

少しでも良くなろう、成長しようと、
努力することは誰でもできます。

ただ、それを「継続できるか」といえば、
とたんに難易度が上がります。

このことは逆にも当てはまります。

「このくらいはいっか、ちょっとサボっても…」

みたいに、ラクなほうラクなほうに行くのは、
驚くほどカンタンですよね。

私のように基本的に怠惰な人間だと、
あっという間に堕ちていきます…

つまり、1%の努力を継続することと、
1%手を抜き続けることは、

難易度に、おそろしい差があるのです。

だからこそ、継続できる少数が、
大多数の成果物を手に入れられるわけです。

■生徒にも伝えたい

上記のことに関連するかわかりませんが、

皆さんもご存じのアルフレッド・コルトーは
次のような名言を残しています。

「1日練習しなければ自分に分かる。
2日練習しなければ批評家に分かる。
3日練習しなければ聴衆に分かる。」

先ほどの「1%」のお話は、
ピアノにも当てはまりそうです。

むしろピアノはもっとシビアかもしれません。

それだけ、継続した鍛錬が必要であり、
日々の努力が音に表れる、ということでしょう。

■指導者として大切にしたいもの

このことは、私たちピアノ指導者にとっても、
まったく同じことと言えるでしょう。

ピアノを教える者として、毎日1%でも
向上しようと努力する。

さらに努力を継続していけば、
1年で37.8倍も成長できるのです。

もちろん「1%の努力」は、人によっても、
何を目指すかによっても違うとは思います。

ただ、ピアノという楽器を通して、
多くのことを子ども達に伝えていく、

そんな仕事をしている私たちにとって、

「自分が実践者になっていること」

これは生徒に語り、伝え、教える者として、
とても重要ではないか、と思ったりします。

生徒に練習しなさいと言う前に、
自分はどれだけ練習しているか。

生徒に努力しなさいと言う前に、
自分はどれだけ努力しているか。

子どもは親の背中を見て育つ、
と言いますが、

生徒は指導者の背中を見て育つ、
とも言えるわけです。

今日から1年後、今日の自分より
37.8倍も成長した自分を見るために。

昨日よりも1%でも前に進んでいこうと、
あらためて思いました。

<弊社メルマガ「成功するピアノ教室」vol.514より>

・・・ ・・・ ・・・

貴重なお時間に、最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

今日も素敵なレッスンを。
いつも本当にありがとうございます。

★好評発売中!業界には類書のない小説仕立ての実用書

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

★いよいよ発売!業界には類書のない小説仕立ての実用書
「夢をかなえたピアノ講師~ゼロからの180日(音楽之友社)」

★新刊のスペシャルムービーの公開も
「夢をかなえたピアノ講師」スペシャルサイト

★全国5,198名のピアノの先生が購読する無料メルマガ
「成功するピアノ教室」ご登録はこちら

↑毎週土曜日の朝に配信中。配信解除もいつでもすぐにできます

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━