行列

毎年実施して今年で5回目となる、

「ピアノ教室運営と生徒募集に関するアンケート2014」

お伝えしておりますように、過去最高の「714名」
回答数をいただき終了いたしました。

いただいた貴重なご回答は、弊社メルマガ「成功するピアノ教室」にてシェアし、
皆様の教室運営にお役立て頂くことを目的としています。

さて、いよいよ本格的に集計結果を、
お伝えしていきたいと思います。

「自由回答」の設問は回答が多岐にわたっていますので、
現在、丁寧に集計を進めているところです。

まずは、お伝えしやすいところからご紹介しましょう。

■最近のピアノ教室の「生徒数」は?

まずは「問1」から行きましょう。

「あなたの教室の生徒数は何名ですか? 」

という設問で「1~9人」「10~19人」「20~29人」…
最多で「150人以上」という選択肢を設けました。

私は今年も「レッスン手帳2015」の監修をさせて頂きましたが、
生徒管理ページを作るときに、

「全国の先生は平均どのくらい生徒がいらっしゃるのか…?」

と編集者さんとかなり悩みました。ここを決めないと、
ページの割り振りができないからですね。

結果的に書く情報は少なくして、生徒数的には、
「最大108名分」書くことができる仕様にしました。

それはさておき…
今回のアンケートで一番多かった「生徒数」は……

「10~19人」でした!

個人ピアノ教室としては、このくらいの規模の教室が
多いということが分かりました。

具体的に、数字をお見せしましょう。

●「あなたの教室の生徒数は何名ですか? 」(回答数714)

○1~9人……130名(18.2%)
○10~19人……205名(28.7%)
○20~29人……176名(24.7%)
○30~39人……86名(12.0%)
○40~49人……55名(7.7%)
○50~69人……46名(6.4%)
○70~99人……9名(1.3%)
○100~149人……6名(0.9%)
○150人以上……1名(0.1%)

★「株式会社リーラムジカ調べ」2014年11月1日~11月30日

ここからわかるように、生徒数が「30名未満」の教室が
全体の「7割」を超えて
いますね。

個人ピアノ教室の場合、当然先生は一人。

このくらいの人数であれば、どの生徒にも目を行き届かせる
ことができる、ということかもしれません。

とはいうものの「50名以上70名未満」を教える先生も
「46人」いるという事実。

これだけの生徒数を教えるのには、きっと様々な
工夫もあったりするのでしょう。

また詳細データを検証したところ、

この「50名以上70名未満」を選択した46名の先生のうち、
「9名」が「すでに講師を雇っている」

とご回答されています。

さすがにこのくらいの生徒数になると、
講師を雇っている先生も増えてくる
ようです。

さらに「100名以上149名未満」の先生も、
「6名」いらっしゃること。

このうち「5名」はすでに講師を雇っている先生。

たった1名ですが、何とこの人数をたったお一人で
お教えていらっしゃるというデータが!

どうやってたった一人でこれだけの生徒に
レッスンできるか、とても興味がありますね。

いずれにせよかなり驚異的なことだと言えるでしょう。

【藤の視点】

生徒数は、地域での差もあるでしょうし、
教室の環境的なものにもよるでしょう。

また生徒募集の観点でいえば、生徒の数の増減に
一喜一憂することもあると思います。

もちろん教室運営上の利益的な部分は
とても大切です。

ただ、生徒数において私が大切だと思うのは、

「どの生徒にも目が行き届いているかどうか」
「自分のキャパシティを超えていないかどうか」

生徒が多すぎて、結果的にどの子にも目が
行き届かずレッスンの質が落ちては本末転倒。

自分のキャパシティを把握して、どの子にも
丁寧な指導、細やかなケアができる状態。
(物理的にも精神的にも)

ピアノを弾くスキルや音楽の楽しさを伝え、
さらに「人を育てる」立場の人間として、

この部分は大切ではないかと考えます。

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