生徒に伝えたい。ピアノ指導者である「私」が夢をかなえる証拠であると

★藤 拓弘が毎週土曜日配信の無料メルマガ「成功するピアノ教室」vol.754（2023年3月25日配信分）より

来週は、もう4月ですね。

新しい季節の到来に、ワクワクしている

先生もきっと多いのではないでしょうか。

今回は、そんなスタートの季節に

一歩踏み出すことについて、ちょっと考えてみます。

■人は安全地帯から…

私は「夢をかなえたピアノ講師（音友）」

といった本を書いていることもあって、

夢や目標を持つことの大切さを、

いろんなところでお話しています。

でも、夢に向かって一歩踏み出せない気持ちも、

すごくよく分かります。

自分もそういう経験をたくさんしたからです。

新しいことをするのは、不安が伴います。

そんなのうまくいくわけない、

失敗したら恥ずかしい、

別に今のままでも生きて行けるし…

いろいろ自分に言い訳をして、

現状という「安全地帯」から出ないわけです。

でも、今となっては、よく分かります。

その考え自体が「失敗」なんだと。

確かに、今のままはラクです。

でも、ロールプレイングゲームではありませんが、

人は経験することで「自信」を蓄えていきます。

そして、自分が経験したことの中からしか、

やりたいことや夢は見つからないわけです。

■挑戦していくなかで

これは、私たちピアノ指導者が体現しています。

私たちがピアノを教えているのは、

小さい頃からピアノを続けてきたからです。

ピアノを弾いたこともない人が、

ピアノの先生になりたいとは思いませんよね。

たくさんの失敗を繰り返しながら、

自暴自棄になったりしながらも、

挑戦していく中で、

ピアノが夢中になれることだと気づき、

人として成長していくための、

大切なものであることに気づいた。

そして今、ピアノと共に生きている。

いわば、私たちの生き方そのものが、

「やりたいことがない」人にとっての、

希望とも言えるわけです。

■自分の生き方を

お金がない、時間がない、自信がない…

自分に足りないもののせいにするのは、

まだ「本気」ではないからです。

人間だれでも、足りない部分ばかりです。

でも、それは欠点ではないのです。

欠点とは、欠けている点ではなく、

自分にとって「欠かせない点」。

欠点とは「可能性」です。

自分が輝く「可能性」です。

この世には、正解や絶対に成功する方法などありません。

自分の生き方を「正解」にしていくのが成功です。

最初から人生に意味があるわけではなく、

自分が意味を生み出していくのが人生です。

■それは後押しだった

「そんなの無理だよ」「やめとけば」

逆風もあるかもしれません。

でも、逆風があるからこそ飛行機は空を飛べる。

だからこそ、逆風がきたら、むしろ喜ぶ。

それは、飛び立つための後押しです。

私たちには「絶対に成功する！」と決めて、

チャレンジしていく生き方があるだけです。

もし、何かに迷っているならば、

それは間違いなくチャンスです。

そして、生徒さんに伝えてあげましょう。

「私」が生きる希望、夢をかなえる証拠だと。

それが、私たちピアノ指導者にとっての、

一つの大きな役割なのかもしれません。

★藤 拓弘が毎週土曜日配信の無料メルマガ「成功するピアノ教室」vol.754（2023年3月25日配信分）より

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

今日も素敵なレッスンを。

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