いつもこのブログをお読みいただき、
本当にありがとうございます。

株式会社リーラムジカ代表取締役の藤 拓弘です。

弊社が全国のピアノの先生にご提供している「ピアノ講師ラボ」

レッスンへの情熱に溢れた先生を対象に、

忙しくてなかなか時間が取れないピアノの先生でも
最新のレッスンを手に入れていただけるように、

毎月定期的に、著名な先生との対談音声や
情報満載のニュースレターをお届けしています。

生徒を惹きつけるレッスンのためには、
さまざまな角度から情報を得ることが重要。

「ピアノ講師ラボ」では、毎月、ご登場の先生が変わり、
多様なレッスン法について語っていただいています。

生徒に話したくなる話題をギュッと凝縮。

わざわざ時間を作らずに、家事や運転中など、
毎日のスキマ時間に聴くだけで、

レッスンのエッセンスが心にスーッと入ってきます。

この便利さは、聴いてみた先生しか分からないでしょう。

著名な先生のお話を聴いていると、
やる気がぐんぐん湧いてきます。

インプットの量がレッスンの自信に表れます。

目からウロコのお話を、さっそくレッスンで実践、
生徒の反応がまったく違ってくるでしょう。

■いよいよピアニストの木村徹先生がご登場!

さて、その「ピアノ講師ラボ」の対談に、
ピアノ指導者の木村徹先生がご登場です!

来月2022年9月号にて、

「楽譜から音楽を感じ読み取れる生徒を育てるレッスンの秘訣」

というタイトルでのお届けです。

木村先生はピアニストとしてのご活動はもちろん、

桐朋学園大学、桐朋女子高等学校音楽科の講師も勤められるなど、
指導者としてたくさんの素晴らしい音楽家を育てられています。

ソロでの演奏をはじめ、室内楽の分野でも、
著名な演奏家と共演されています。

今回の対談では、木村先生が考える音楽について、
子どもの表現力を伸ばしてあげる方法、

ピアノ指導の秘訣など、ここでしか聞けない
話題の数々をいただきました。

さて今回のブログでは、木村先生との対談で、
とくに心に残ったことを、シェアしてみます。

■レッスンで最も大切なこと

対談では、子どもの創造性を伸ばすお話や、
あっという間に良い音色になる声かけなど、

レッスンに役立つお話の数々をいただきました。

さて、いつも対談の収録の最初のほうで、

著名な先生にお聞きしていることがあります。

「レッスンで最も大切だと思われることは?」

これは、著名な先生がピアノ指導で
これだけは絶対に譲れない!

そうしたものを単刀直入でお聞きできるため、
対談の最初に、いつもご質問しています。

そこで、木村先生にもお聞きしてみました。

そのお答えに、ハッとしました。

・・・ ・・・ ・・・ ・・・

「ピアノは、レッスンを始めるときに、

どうしても『運動の習得』が先にきてしまいがち。

でも手についた癖は、たいていは、

後で直そうと思えば

直ると思っているんですね。

直りにくいのは、

『音楽が後回しになってしまうこと』

そして、

『ピアノを練習することは、運動の習得である』

と生徒が刷り込まれてしまうこと。

後からその回路を逆にすることは、

生徒が相当の意思を持って直さないとならないし、

直らなかった人はたくさん見ているんですね」

・・・ ・・・ ・・・ ・・・

■そのお話に付随して…

このお話のところで、木村先生は、

こんなエピソードを語ってくださいました。

かなり優秀な子を、一度だけレッスンしたときのこと。

無表情に、機械的に弾いていた箇所があったので、

その点を指摘したのだそうです。

そうしたところ、その子は、こういったそうです。

「音楽は、弾けてから、後から付けるように言われています」

いくら教育の順序としても、それは違うだろうし、

音楽は付けてもらうものではなく、

最初からあるものだろう。

木村先生は、そうお感じになったそうです。

■大切なキーワード

「ピアノは楽譜を鍵盤に移す作業であってはならない」

この木村先生のお言葉は、

今回の対談で、最も大切なキーワードです。

ピアノでも他の楽器もそうですが、

どうしても技術、テクニックの面に、

重きを置いてしまいがちです。

もちろん、技術は大切です。

けれども、そこから「音楽」が

抜けてしまっては意味がない。

ただ音符を並べるだけでは、

大切なところまでいけないのです。

私たちが教えるのは、

もちろんピアノの弾き方です。

けれども、決して抜け落ちてはいけないものが、

やはり音楽を感じること、表現すること。

そこに「ある」ものを読み取って、

「音」にすること。

ピアノ指導において、音楽をする上で、

忘れてはならない最も大切なことは何か?

木村先生との対談は、

レッスンとは何かをあらためて見つめる、

貴重な時間となりました。

■木村徹先生との対談内容

ちなみに、9月号の木村徹先生の対談の内容をご紹介すると…

【CD1】
●ピアニストの木村徹先生のご紹介
●木村先生にとって音楽とは「演劇」に近いもの
●ピアノは楽譜を鍵盤に移す作業であってはならない
●どんな子にも「これだけ」は教えなければならないこと
●小さい子へのテクニック指導のポイントは?
●小学校の頃ルービンシュタインの演奏に腹を立てていた理由

【CD2】
●ソルフェージュ教育や即興について思われること
●聴音のときの演奏が「平ら」なことに対する危機感
●ピアノのレッスンとは「無意識」の部分をなるべく無くすこと
●子どもの表現力を伸ばしてあげるための秘訣は?
●レッスンでやらない曲をたくさん弾かせる効果
●歌の伴奏や連弾、室内楽でのレッスン秘訣は?
●初見や暗譜の秘訣は和声を要約して予想して読むこと
●緊張してもアガッてもいい方に出るというマインド
●これからのピアノ指導者にとって必要なものとは?
●木村先生が目指していらっしゃるものは?
●木村徹先生にとっての「プロフェッショナル」とは?

…こんな感じで、どのお話も、
今日からのレッスンで活かせるものばかり。

毎日のレッスンを充実させるお話を、
たくさんお伝えいただきました。

■木村先生の対談からスタートできるチャンスは8/31まで!

さて、今回ご紹介の木村先生との対談。

2022年8月31日(水)までにご入会いただけますと、
初回2022年9月号として、木村徹先生との対談からスタートいただけます。

暑さも落ち着きはじめ、何をするにも心地よい季節。

著名な先生のお話で、レッスンをさらに楽しく、
説得力にある指導を目指してはいかがでしょうか。

木村徹先生のお話で、
新しい学びをスタートしていただけたら幸いです。

ご入会後、お手元に届く教材に、期待ください。

収録が終わって、木村徹先生と都内某所のスタジオにて。

木村先生、貴重なお話の数々を、
本当にありがとうございました!


★上記の画像をタップすると木村先生の対談音声が試聴できます↑

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

今日も素敵なレッスンを。

いつも本当にありがとうございます。

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