いつもこのブログをお読みいただき、
本当にありがとうございます。

株式会社リーラムジカ代表取締役の藤 拓弘です。

弊社が全国のピアノの先生にご提供している「ピアノ講師ラボ」

レッスンへの情熱に溢れた先生を対象に、

忙しくてなかなか時間が取れないピアノの先生でも
最新のレッスンを手に入れていただけるように、

毎月定期的に、著名な先生との対談音声や
情報満載のニュースレターをお届けしています。

生徒を惹きつけるレッスンのためには、
さまざまな角度から情報を得ることが重要。

「ピアノ講師ラボ」では、毎月、ご登場の先生が変わり、
多様なレッスン法について語っていただいています。

生徒に話したくなる話題をギュッと凝縮。

わざわざ時間を作らずに、家事や運転中など、
毎日のスキマ時間に聴くだけで、

レッスンのエッセンスが心にスーッと入ってきます。

この便利さは、聴いてみた先生しか分からないでしょう。

著名な先生のお話を聴いていると、
やる気がぐんぐん湧いてきます。

インプットの量がレッスンの自信に表れます。

目からウロコのお話を、さっそくレッスンで実践、
生徒の反応がまったく違ってくるでしょう。

■いよいよ石黒加須美先生が再びご登場!

さて、その「ピアノ講師ラボ」の対談に、
石黒加須美先生が再びご登場です!

来月2021年7月号にて、

「子どもの発達段階に合わせたピアノ指導法の秘訣」

というタイトルでのお届けです。

石黒先生といえば、ヤマハミュージックメディア様からの
「まいぴあの」シリーズで皆さんもご存じでしょう。

石黒先生には以前、ラボの対談にご出演いただき、
会員様からの反響が特に大きく、

数年来、再登場を願うお声をたくさんいただいてきました。

今回、石黒先生に対談へのご出演をご快諾いただき、

主に発達段階に合わせたレッスンについて、
詳しくお話をいただくことができました。

「まいぴあの」を使っている先生はもちろん、
そうでない先生にとっても、

お子さまのレッスンのポイントを
たくさん学んでいただける内容かと思います。

さて、今回のブログでは、石黒先生との対談で、
心に残ったことをシェアしてみます。

■生徒のモチベーションを上げる

ピアノのレッスンで大切なことの一つに、

「生徒のモチベーションを上げる」

ということがあると思います。

どんな人も、やる気があれば、
積極的に行動しますし、

気持ちが下がっていれば、
動きも鈍くなります。

ピアノも、練習しなければ上手くなりませんし、

上達のためには、継続がほぼ前提の習い事です。

ただ、誰でもやる気の上下はありますし、

それを外の人がコントロールするのは、
かなりたいへんなことだと思います。

それでも、私たちピアノの先生は、

なんとか生徒さんのやる気を引き出し、

少しでも楽しくピアノにむかえるように、
あれこれ工夫しているわけです。

■そこで石黒先生に…

来月7月号の「ピアノ講師ラボ」にご登場の、
石黒加須美先生のお話です。

「まいぴあの」の教本で著名な石黒先生。

ピアノ指導への情熱あふれるお話で、
私も心動かされたわけですが、

その対談のなかで、

「やる気を引き出す方法」

をお伺いしてみました。

ちょうど収録の頃、石黒先生の教室では
アンサンブル発表会が終わった頃で、

その話題が出たんですね。

■講師の方に伝えること…

発表会当日のことです。

石黒先生は、生徒さんたちが本番を終え、

ステージから出てきたところで待機。

何をしていらっしゃるかというと…

どの子にも、必ずほめる。

上手に弾けた子をほめるのはもちろん、

たとえ、どんなに止まっても、弾きなおしても、

弾き通したこと、弾きなおせたことをほめる。

感銘を受けたのは、
スタッフの方への石黒先生のお言葉です。

「さぁ、今からの仕事はね、失敗した子どもたちをほめることよ!」

これは、素敵な一言だなと思いました。

上手に弾けた子をほめるのはもちろん、

うまくいかなかった子こそほめる。

私もたくさん、経験があります。

思うように弾けなかったときの、
ステージ袖に退場するときの、

何とも言えない悔しさ、情けない気持ち…

だれもフォローしてくれないと、
かなしくなります。

でも、石黒先生の生徒さんは、

石黒先生がそこにいて、必ずほめてくださる。

スタッフの方、講師の方がほめてくださる。

どれだけ救われるでしょうか。

本番までの過程では、先生からきびしいことを
言われることもあるそうです。

だからこそ、どの生徒さんも、
がんばって本番を迎えている。

先生の一言で、その努力が報われる。

これ以上の喜びは、きっとないでしょうね。

■生徒さんは2度ほめられる

発表会が終わった後、石黒先生は2週間かけて、

すべてのクラスをまわって、
全員のお母様方にお話をされているのだそうです。

(ちなみに石黒先生は、6教室ほど経営されています)

そこでは、発表会の意義の再確認はもちろん、

「お子さまの良かった点、ほめポイント」

をそれぞれお伝えするのだそうです。

保護者の方はそれを自宅に持ち帰って、

「石黒先生がこんなことをほめていたわよ!」

とお子さまにお伝えする。

本番から、少し日にちが経った段階で、
今度は、お母さんからほめられるわけです。

先生には発表会当日にほめられる。

お母さんには数日後に、またほめられる。

がんばったことで、2度ほめられたお子さま。

これ以上の喜び、モチベーションアップは、
ないのではと思ったりします。

■本当に大切なのは…

ここで感じたのは、信頼関係の大切さです。

石黒先生は、とにかく生徒さんや
保護者の方との「対話」を大切にされている。

常に真剣に、あたたかく、ときにきびしく。

本当にその子のことを思うからこそ、
どの人にも熱い思いを伝える。

発表会後に、すべてのお母さんと
お話するのは、相当な労力なはずです。

けれども、それがあるからこそ、
強い信頼関係が築かれ、

ひとつの目標に、一緒に向かうことができる。

そして、ほめる言葉に「重み」と「意味」が乗る。

ピアノを教える人間として、

音楽を通して人を育てる仕事をする者として、

大切なことを、石黒先生に教えていただいた、

あらためて、そんなことを思います。

■石黒加須美先生との対談内容

ちなみに、7月号の石黒先生の音声教材の内容をご紹介すると…

【CD1】
●満を持して再登場の石黒加須美先生のご紹介
●石黒先生がピアノ指導で最も大切にされていることは?
●大切なのは「発達段階に合わせたピアノレッスン」である
●幼児のレッスンで大切な「指の柱」を作るトレーニング
●「紙鍵盤」や「五線ノート」がなぜ重要なのか?
●音の微妙なニュアンスを聴き分ける「耳の鍛え方」
●各時代の音楽様式を「弾き分ける」コツはこれだ!

【CD2】
●効果的で飽きさせない「課題の与え方」の秘訣とは?
●絶対音感と同じく大切な「相対音感」の付け方
●練習を前向きにやらなくなった子への対応法は?
●子どもが教材を嫌がってしまうときの対処法とは?
●発達段階に合わないことをすでにやってしまった場合は…?
●子育てとピアノレッスンの両立させた驚きの方法とは?
●教室を大きくするための秘訣は○○である
●生徒をやる気にさせるほめ方、言葉の選び方
●藤拓弘からの質問に石黒先生がズバッと一問一答!
●これからのピアノ指導者に必要なものとは?
●日本の子ども全員を音楽が大好きな子にさせたい
●石黒加須美先生にとっての「プロフェッショナル」とは?

…こんな感じで、どのお話も、
今日からのレッスンで活かせるものばかりです。

■石黒加須美先生の対談が聴けるチャンスは6/30まで

さて、今回ご紹介の石黒加須美との対談。

2021年6月30日(水)までにご入会いただけますと、
初回2021年7月号として、石黒加須美との対談からスタートいただけます。

こちらのページでは、石黒先生との対談の
サンプル音声を視聴できます↓

★「ピアノ講師ラボ」2021年7月号は石黒加須美先生との対談!画像をタップ↓

■学びを止めないために

世の中が落ち着かない状況が続いていますが、
こういうときこそ、学びをとめない。

夏休みを目の前に、生徒さんのやる気を高める時期。

ぜひご自分のレッスンを見つめ、
高めていく機会にしていただけたら幸いです。

すべては、その先の生徒さんの笑顔のために。

石黒加須美先生の素晴らしいお話で、
新しい学びをスタートしていただけたら幸いです。

お手元に届く教材に、期待ください。

石黒加須美先生、貴重なお話の数々を、
本当にありがとうございました!

★「ピアノ講師ラボ」2021年7月号は石黒加須美先生との対談!画像をタップ↓

お忙しいなか、最後までお読みいただき、
本当にありがとうございました。

今日も素敵なレッスンを。

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