今回のCD教材は、フランス在住のフォルマシオン・ミュジカルのスペシャリストの津覇えりな先生との対談をお届けいたします。子どもたちの音楽的自立を目標としたフォルマシオン・ミュジカル。日本でもレッスンで取り入れる先生も増えてきました。今回の対談では、今日からのレッスンで使えるアイデアや、指導法を惜しげもなく語ってくださいました。フォルマシオン・ミュジカルにご興味がある方はもちろん、ご存じなかった先生こそ必聴の対談。どうぞお楽しみに!

  • フォルマシオン・ミュジカルの津覇えりな先生のご紹介
  • ピアノ教育の目的とは「子どもたちの世界を広げるため」
  • 「知的な耳」を育てるのがフォルマシオン・ミュジカル
  • 日本の先生がフォルマシオン・ミュジカルを教えるメリットは?
  • 7歳からできる「アナリーゼ」の方法とは?
  • 楽譜を「主体的に」見る習慣をつけさせる秘訣
  • メヌエットとワルツの違いをこんなふうに学ばせてみる
  • これならこどもでも即興ができる!「エキゾチック・ワルツ」
  • どこにでもある楽器でできる「聴くための遊び」とは?
  • これは簡単で効果的!「リズム即興」をさせる方法
  • 今やっている曲でできる「間違い探し聴音」
  • 子どもたちに興味を持たせる「作曲家ノート」とは?
  • 音符を教えるときに大切な「相対読譜」と「絶対読譜」
  • 移調の勉強をするなら「移調唱」からはじめる
  • これからのピアノ教育に必要なものとは?
  • 津覇先生のこれからのビジョンは?
  • 津覇えりな先生にとっての「プロフェッショナル」とは?

津覇えりな先生プロフィール

沖縄県立芸術大学ピアノ科卒業。

沖縄県国際交流・人材育成財団にて国外留学派遣生として選考され「新音楽基礎教育フォルマシオン・ミュジカル」研究のため2004年に渡仏。

オルネースーボワ県立音楽学校ピアノ科にて最終課程高等ディプロマを審査員全員一致の特別賞付で取得、及びルエイユマルメゾンフランス国立地方音楽院にてフォルマシオン・ミュジカル科最終課程高等ディプロム取得。その後音楽指導者養成学校に合格し3年間の研修を終え音楽教育国家資格を取得する。

2015年 エリザベト音楽大学教員の平成25~27年度科学研究費補助金助成研究「〈音楽家の耳〉トレーニングと『聴覚』の敏感期の音楽基礎教育プログラム」の最終年度研究報告会に講演者として招聘され《フランスにおける子供たちの音楽基礎教育について》を発表、また同大学にて開催された勉強会「<音楽家の耳>トレーニングとフォルマシオンミュジカル」にて講師を務める。

2016年に故郷沖縄にて第1回指導者向けフォルマシオン・ミュジカル講座を開講し、2017年7月には講演会『ゼロから学ぶフランス音楽教育』&第2回指導者向けフォルマシオン・ミュジカル講座を開催する。同年10月から沖縄タイムス教育面のエッセー『たんぽぽのタネ』の執筆を月一で担当。月刊『ムジカノーヴァ』(2019年1月号と6月号)に寄稿。2019年夏は東京、名古屋、福岡、沖縄で指導者向け講座を行うなど、フォルマシオン・ミュジカルの魅力を伝えるために幅広く活動している。

フランスでは室内楽奏者、伴奏ピアニストとして演奏活動を続けながら、2019年に舞台俳優と音楽家のコラボレーションユニット『MUSIKAMO ミュジカモ』を結成し、初のコンサートを開催。パリ地方の私立・公立音楽学校でフォルマシオン・ミュジカル講師、ピアノ講師を兼任。また、パリ近郊音楽学校で試験審査員を務めるなど様々な形で後進の指導にあたる。

☆2018年9月~フランスの幼児音楽教育「EVEIL MUSICAL 音楽覚醒クラス」の指導者養成研修を受講中。

★津覇えりな先生公式サイト

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