学校教育の世界では知らない人はいないほど著名な、菊池省三(きくちしょうぞう)先生との対談をお届けいたします。菊池先生は北九州市の小学校の先生。数々のご著書で著名ですが、何といっても2012年7月に放送された「プロフェッショナル 仕事の流儀~未来をつかむ、勝負の教室」にご出演され、その教育への情熱や現場での実践など、多くの人の心をつかみました。ご著書も「菊池先生の『ことばシャワー』の軌跡 生きる力がつく授業(講談社)」「動画で見る 菊池学級の子どもたち(中村堂)」など多数出版されています。
菊池先生が学校教育の現場で大切にされているのが「子どもたちのコミュニケーション力」。コミュニケーション力を育てることは、健全な発達と心豊かに生活していく上で大切だとしています。ピアノ教育において、我々はピアノを教えることはもちろん、大切なのは「人間を育てていくこと」。これは学校の先生と何ら変わらないのではと思います。また、最近の子どもとのコミュニケーションに悩んでいるピアノの先生も少なくありません。今回の対談は、レッスン室では決して知ることのできない「子どもたちの今」について、褒めることの重要性やコミュニケーションの本質などについてお聴きしてみました。また、ピアノ教室でも 実践できる「ほめ言葉のシャワー」や「成長ノート」などもお話いただきました。今回の対談で、子どもたちとの接し方が大きく変わるきっかけになるかもしれません。ピアノ業界にいるだけでは絶対に聴くことのできない内容、これは必聴です。

  • 菊池先生のご紹介と「プロフェッショナル仕事の流儀」出演について
  • 教育で大切なのは「○○な大人に育てること」
  • 学校教育とピアノ教育に通じるものと「習い事の役割」
  • 今も20年前も子どもの「本質」は変わらない
  • 全国に広がる菊池先生の「ほめ言葉のシャワー」とは?
  • 大切なのは「価値づけてほめる」こと
  • 自己肯定感を高めるためには「小さな変化に気づくこと」
  • コミュニケーションは「体験」でしか身につかない!
  • 生徒を叱るときの3つのポイントとは?
  • ピアノの先生自身がコミュニケーション能力を高める方法
  • ピアノ教室でも実践できる!「成長ノート」
  • スピーチ力はピアノの演奏に生かされる?
  • これからの教育者に必要なものとは?
  • 菊池先生のこれからのビジョンや目標について
  • 菊池先生にとっての「プロフェッショナル」とは?

菊池省三先生プロフィール

愛媛県出身。山口大学教育学部卒業。現在、北九州市立小倉中央小学校6年1組担任。文部科学省「『熟議』に基づく教育政策形成の在り方に関する懇談会」委員。「ほめ言葉のシャワー」「成長ノ ート」など独自の実践によりコミュニケーション力あふれる教育をめざしながら、教員同士の学びの場「菊池道場」を主宰し、その支部は全国各地に広がっている。平成15年度 北九州市すぐれた教育実践教員表彰。平成16年度 福岡県市民教育賞受賞。2012年7月16日NHK人気番組【プロフェッショナル 仕事の流儀】で取り上げられたことをきっかけに全国各地へ講演中。テレビ東京「たけしのニッポンのミカタ」出演。日本テレビ「NEWS ZERO」などでも紹介される。主な著書として『日本初!小学生が作ったコミュニケーション大事典<復刻版>』(あらき書店・中村堂)、『学級崩壊立て直し請負人』(新潮社)、『菊池先生のことばシャワーの奇跡』(講談社)、最新刊『菊池省三流 奇跡の学級づくり』(小学館)など多数。

菊池省三先生オフィシャルサイト

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