今回のCD教材は、ピアニストとしての素晴らしいご活動はもちろん、後進の指導にも積極的に携わっていらっしゃる菊地裕介先生との対談をお届けいたします。全国でのコンサート活動やセミナー、レッスンと幅広くご活躍の菊地先生。経営者、そしてご自身の音楽院の院長様でもいらっしゃいます。今回は菊地先生に、生徒の音楽的自立を目指すレッスンの秘訣の数々をお話いただきました。ピアノ指導のヒントが満載ですので、どうぞお楽しみに!

  • ピアニストの菊地裕介先生のご紹介
  • 菊地先生にとっての音楽とは?
  • レッスンで最も大切なのは「自立」である
  • 鍵盤楽器は音楽を操るための「手段」である
  • 菊地先生が考える「本当の楽譜の読み方」とは?
  • 初見はスケールとアルペジオが「8割」!
  • ハノンは全調で弾かなければ意味がない理由
  • 表現力を養うために必要なのは「歌」である
  • 各時代の作品を弾き分けるコツと作曲家を偲ぶ
  • ソナチネを演奏するポイントはオケの編成
  • ベートーヴェンのレッスンで最も大切なこと
  • なぜショパンの演奏で「歌の伴奏」が大切なのか?
  • ピアノの練習は短ければ短いほどいい!
  • 一番良い本番は「手放し運転」の状態である
  • これからのピアノ指導者に求められるものとは?
  • 菊地先生のこれからのビジョンは?
  • 菊地裕介先生にとっての「プロフェッショナル」とは?

菊地裕介先生プロフィール

東京生まれ。母の手ほどきののち桐朋小学校に入学、桐朋学園子供のための音楽教室にて皆川紀子、加藤伸佳に師事し、桐朋女子高校音楽科2年在学中に日本音楽コンクール第2位入賞、卒業と同時に渡仏し、ジャック・ルヴィエに師事、ローム・ミュージックファンデーションより助成を受け、パリ国立高等音楽院高等課程を経てピアノ研究科を修了したほか、歌曲伴奏、作曲書法の高等課程にてアンヌ・グラポット、ジャン=クロード・レイノー、ティエリー・エスケシュ、マルカンドレ・ダルバヴィらの指導を受け、パリ音楽院では合計5つの一等賞を受け修了している。また文化庁芸術家在外研修員として、ハノーファー音楽大学にてアリエ・ヴァルディのもとで学びドイツ国家演奏家資格を取得。マリア・カナルス国際、ポルト国際、プーランク国際コンクールで優勝、またジュネーブ国際、ベートーヴェン国際(ウィーン)など、世界的権威あるコンクールに入賞する。欧州の多くの国々でリサイタルを開催、また多くのオーケストラと共演を重ねている。国内では東京交響楽団、東京都交響楽団、東フィル、東京シティフィル、仙台フィル、大阪シンフォニカー、名古屋フィルなどと共演。室内楽では清水和音、永野英樹とのピアノデュオやオーボエの巨匠モーリス・ブルグ、フルートの瀬尾和紀との共演など、いずれも好評を博したほか、「1000分のベートーヴェン(ピアノソロ曲全曲演奏会)」「ドビュッシー ピアノソロ曲全曲演奏会」などの意欲的なソロリサイタル活動も展開している。ベートーヴェンピアノソナタ全32曲、ラヴェルピアノソロ作品全集(オクタヴィア・レコードTRITON)など録音も多数。2007年に帰国後、東京藝術大学、桐朋学園大学、洗足学園音楽大学の非常勤講師、名古屋音楽大学客員准教授を歴任、他秋吉台ミュージックアカデミーなど、各地にてセミナー、マスタークラスの講師、及び数多くの重要なコンクール等の審査を務める。小池百合子都知事の招集による東京都政策企画局 東京未来ビジョン懇談会メンバー。 現在は東京音楽大学専任講師、株式会社 演 代表取締役、CJM神宮の杜音楽院(東京都渋谷区)院長。

菊地裕介先生公式サイト

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