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2010年11月27日 Vol.123~126【ダイジェスト版】
他教室との差別化には戦略が必要

 
■■■━━━━━━━ vol.123~126・ダイジェスト版 2010/11/27━━━
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  『成功するピアノ教室』 ★あなたの教室をもっと輝かせる方法★
      発行者:リーラ・ムジカ代表  藤 拓弘
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目次【ごあいさつ】  11月のダイジェスト版です
  【コンテンツ】  ~他教室との差別化には戦略が必要~
                       【vol.123~126】
  【おススメ書籍】 今月のおススメ書籍
  【編集後記】   アンケートに100人を超えるご回答


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【ごあいさつ】11月のダイジェスト版です
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 おはようございます。
 リーラムジカ ピアノ教室コンサルティングの藤 拓弘です。



 いつもご愛読いただきありがとうございます。
 また初めてご登録の先生、今号からよろしくお願いいたします。



 今日もこのメールマガジンで、全国のピアノの先生と
 つながることができていることが、何より嬉しいです。


 まさに私が目指す「つながるプロジェクト」そのものです。

 ありがとうございます。



 さて、今号は11月に独自配信版で配信しました、
 123号から126号までの「ダイジェスト版」になります。


 ご存じない方へのお知らせですが、こちらの「まぐまぐ!」版は、
 独自配信版のダイジェストとして、月に一度お届けしています。



 毎週お届けしているメルマガは、今お読みのメルマガの
 5倍のコンテンツです。



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 では今週号の「成功するピアノ教室~ダイジェスト版~」
 行ってみましょう!


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【コンテンツ】~他教室との差別化には戦略が必要~【vol.123~126】
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■【メルマガ第123号~市場で優位に立てば、生徒は集まる~より】■


 外を歩けば、いたるところで目にするピアノ教室。


 中には同じ町内に4つも5つもピアノ教室がある、という
 激戦区のお話も伺うことがあります。


 自教室にとって、他教室の存在は気になるものですよね。


 その数あるピアノ教室から、人々に選んでもらうためには、
 他のピアノ教室より際立ったものを作ることが大切です。

 それがあれば、教室を探している人にとっても
 選びやすいですし、紹介もしやすい。


 「この辺でピアノ教室は・・・?」と言われて、真っ先に
 思い出して頂けたら、そこから口コミも発生します。



 そこで大切なのが「ポジショニング」という発想です。



 ■長期的に考えることの重要性


 街に教室が溢れ、ピアノの先生が増えている現状、
 そして加速する少子化。


 このような現状を改めて考えてみると、

 「最近は、昔と比べて生徒が集まらなくなった」

 という先生が増えても当然のことと言えます。



 ですが、今後教室を存続させていくためには、
 当然利益が必要ですし、モチベーションも大切です。


 簡単に言うと、生徒を集め続ける必要がある、
 ということですよね。


 そこで私がいつも申し上げているのは、

 「10年、20年後を見据えて教室経営をしていく」

 という長い目、そしてビジョンが大切だということです。



 自教室の強みに集中し、時代の移り変わりにも敏感に、
 10年、20年後の教室をイメージしながら戦略を練って
 行く必要があるということですね。


 10年後なり20年後なり、長期的なビジョンでものごとを
 見据えてみると、考えるべきことも自然と見えてきます。


 私もいつも心がけていますが、今のポジションを、
 「将来の自分」から逆算して考えます。


 そして将来の自分を考えた場合、今の自分や、
 取っている行動・思考はこれで良いのか、
 ベストなのかという部分が見えてきます。



 簡単に言うと、

 「今やるべきことは、それでいいのか?」

 という自問が生まれるということですね。



 こうした思考をしてみると、自分のキャリアや
 教室、レッスンについて改めて考える部分が
 非常に多く見えてきます。




 ■ブランド化には時間がかかる


 私がいつも申し上げている「教室のブランド化」、
 これもこうした思考からご提案しているものです。


 ただ、ブランド化には当然時間がかかります。

 そこには戦略も必要ですし、何より実績や経験は
 一朝一夕に作られるものではありません。


 大事なのは、市場がすでに飽和している場合、
 そこに埋もれてしまわない、ということです。


 市場(地域内での教室の数や質)が成熟していくと、
 限られた生徒を、たくさんの教室で奪い合う、
 という形になります。


 ただ、その市場で自教室が優位に立てれば、
 人々から「選ばれる教室」となれるわけです。


 選ばれる教室には、生徒が集中します。



 市場において、自分の教室の「位置」を優位に
 することを「ポジショニング」と言います。


 拙書にも書きましたが、これはいわゆる
 「差別化」のことですね。



 そこで大切なのが、他教室にはないものを打ち出し、
 それを人々に認知してもらう、という活動です。


 「ポジショニング」というのはそういう活動を
 総称して表すもの、と考えて良いでしょう。




■【メルマガ第124号~教室経営は広い視点で競合を見ることも大切~より】■


 ■そもそも市場はピアノ教室を必要としているか?


 ピアノ教室経営に限らず、ビジネスを始める場合、
 何より大切なのが、この


 「市場はこのサービスを必要としているか?」


 を知ることです。



 例えば、農村地帯にビジネスホテルがあっても、
 泊まる人がいないわけですから、当然建てませんよね。


 老人ばかりの地域に、焼き肉店をオープンしても、
 きっと需要は多くないだろう、ということは、
 誰しもが予測できることでしょう。



 つまり、そこにそのサービスを必要とする人が
 いなければ、ビジネスは成立しないということです。


 需要があって初めて供給する側の出番がくる、
 ということなわけですね。



 そこで考えなければいけないのは、

 「この地域や(市場)はピアノ教室を必要としているのか?」

 という点です。



 ■競合はピアノ教室だけではない


 さてここから申し上げることも重要なことです。


 「同業者」あるいは「競合」という言葉を聞くと、
 すぐに思い浮かべるのは、近隣のピアノ教室の存在
 だと思います。



 ですが、忘れてはいけない大事なことは、

 「競合はピアノ教室だけではない」

 という事実です。



 例えば、子供を対象にしたピアノ教室を考えてみましょう。


 この場合、お子さんが主に通うと思われる、


 「学習塾」
 「英語教室・英会話教室」
 「スイミング」
 「習字教室」
 「スポーツクラブ」
 「そろばん教室」


 といった他の習い事教室の存在も、実は、
 ピアノ教室にとっては「競合」であるということです。



 つまり、新規ビジネスを始める場合などは、

 「狭い競合と広い競合、どちらも考える必要がある」

 と言う点は覚えておく必要があります。



 当たり前と言えばそうですが、意外とこうした視点を
 持つ教室経営者さんは、それほど多くありません。


 ですが、今後も長い目でピアノ教室経営を考えた場合、
 こうした見方を持つことも必要だということを、
 申し上げておきたいと思います。



 ■ポジショニングの考え方


 いつも申し上げていることですが、これからも長い間、
 ピアノ教室を続けていくために必要なのは、

 「選ばれる教室になることを意識的に目指す」

 ということです。



 その、選ばれるための考え方の一つが、
 「ポジショニング」ということですね。


 単純な思考ですが、何か際立ったものがあれば、
 選ばれやすい、ということが言えます。


 例えば希少性。


 その地域で、ピアノ教室がたったひとつしかなければ、
 他に選びようがないこともあり、選ばれますよね。


 難しいのは、市場がすでに飽和している場合です。


 この場合、まずは自教室を選んでもらう、
 そのためにはどうしたらよいか?という
 発想が大切になってきます。




■【メルマガ第125号~他教室との差別化には戦略が必要~より】


 ■結局体力勝負な低価格競争


 他の教室との差別化でまず考えられるのは、
 コストを落とし、月謝の価格を下げるなど、
 価格で競争するという手ですね。


 ただ、拙書やこれまでのメルマガでも何度もお伝えしている通り、
 価格競争は教室力を下げる要因になります。



 価格を下げることは、頭を使うことなく誰にでも出来ます。
 そして誰でもできることは、差別化になりにくい。


 私はいつも申し上げている通り、価格を下げることよりも、
 他の要素、アイデアで教室力を上げるべきだと思っています。




 ■その差別化は、誰しもが認めるものか


 「強み」を考える際に、気をつけなければ
 いけないことがあります。


 自分が特徴だ、強みだと思っていることが、実は、

 「独りよがりもの」

 である場合です。



 自分ではこれが差別化ポイントだ!と思っていても、
 市場においては「そう?」ということもあります。



 そこで、見込み生徒や保護者の方が、
 「これは確かに他の教室にはない」と思えるものか、


 近隣の教室側から見た場合「これは確かに敵わない・・」
 と思えるものか、チェックする必要があります。





■【メルマガ第126号~他教室から学ぶというマインドは大切~より】■


 ■自教室を知るためには、他教室を知る


 私が大切にしていることがあります。それは、


 「他を知ることで、自を知る」


 ということです。


 一人の人間として成長していく上で、他の人から学び、
 それを自分の糧とすることは、大切なマインドです。



 私の場合、自分以外のものを見つめるときには、

 「自分にない『良さ』を探す」

 ということにどうしてもフォーカスしてしまいます。



 他の荒探しや批判をすることは簡単なことですが、
 そこから学ぶことは非常に少ない。

 得られるのは「一時的な安心感」だけです。


 大切なのは、自分にはないものを探し、良さを認め、
 自分に生かせるものはないか、と学ぶことではないか、
 と思ったりするのですね。



 ピアノ教室経営においても同じことだと思います。

 他の教室から学び、それを自教室に生かす、という
 サイクルをまわしていけば、きっと良い方向に向かう
 のではと思います。




 ■生徒が集まらないのは競合のせいとは限らない


 生徒が集まらないのは、他の教室のせいだとは一概には
 言い切れない部分があることは覚えておくべきです。


 例えば、自教室の認知度が極端に低い、良さを伝えられていない、
 そもそも広告宣伝活動が足りない、などの要因も考えられます。


 細かいことを考えると、看板が無い、あるいは見えにくい
 ということも考えられますよね。


 もちろん有力な教室が近隣にある、ということも要因の一つですが、
 決してそれだけではないということです。



 また、自分の教室の認知度が高い場合も注意が必要です。


 地域の人の認知度が高いにも関わらず、生徒が集まらない、
 という場合は、競合とは関係ない部分に原因がある、
 と考えられるからです。


 考えたくないケースですが、あらぬ口コミが広がっていたり、
 何らかの要因で生徒を寄せ付けないものがある。


 そうした内的要因に関しては、やはり調査を施し、
 何が原因かということを突き止める必要があるでしょう。




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【編集後記】 アンケートに100人を超えるご回答
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 それでは今号も最後までお読みいただき、
 ありがとうございました。




 これからも「成功するピアノ教室」をよろしくお願いいたします。


 ※次号の「まぐまぐ!版」配信は、12月25日になります


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