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2010年12月01日 Vol.137 保育者のためのリズム遊び



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┏┏    ◆1冊3分で分かる!ピアノ教本マガジン◆Vol.137       
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                  『 保育者のためのリズム遊び 』                
                                 
                                                                  
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◆(1)今日の教本

◆(2)ピアノレッスンの現場で使えるリズム指導書

◆(3)編集後記

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◆(1)今日の教本

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『 保育者のためのリズム遊び 』木許隆・高倉秋子・高橋一行・三繩公一著
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4276313562/lilamusica-22/ref=nosim
(↑Amazonで表紙が見られます)

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 おはようございます。
 リーラムジカ ピアノ教室コンサルティングの藤 拓弘です。



 今日ご紹介するのは、、

 『 保育者のためのリズム遊び―幼児・小学校低学年の器楽指導 』

 です。


 子どもたちはリズムに乗って歌ったり、拍子をとったり、
 遊んだりするのがとても好きです。


 「リズム」は音楽の大切な要素であり、表現には欠かせない
 重要な役割を果たすもの。


 また、人間に本来備わっているリズム感というのは、
 「音楽を愛する心のもと」と言えるかもしれません。


 今回ご紹介するのは「こども」と「リズム」に特化した、
 主に保育者のための教本です。



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◆今日のチェックポイント◆
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 この教本の意図としては、、

 「 リズムや楽器を知ることで、深い内容の指導を目指す」

 ということではないかと思います。



 序章「子どもと音楽とリズム」のところでは、
 なぜリズム教育が大切なのか、子供の楽器指導の
 ポイントなどが簡潔にまとめられています。


 また「リズムで遊ぼう」の章では、言葉遊びのリズムや、
 ボディーパーカッション、楽器のアンサンブル等、たくさんの
 リズム遊びのアイデアが満載です。


 中でも「紙コップでリズム楽譜を作ろう」というのは、
 面白いアイデアだなと思いましたね。


 また、後述しますがリズムや楽器についての詳しい
 解説もあり、リズムとは?を勉強する際には良書ですね。


 分かりやすい解説と読みやすさで、とても理解しやすい
 一冊になっているという印象です。



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◆(2)ピアノレッスンの現場で使えるリズム指導書

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 この教材には「幼児・小学校低学年の器楽指導」という
 副題がつけられています。


 タイトルにも「保育者のため」という言葉がありますが、
 こうした指導対象を考えてみると、保育者のみならず、
 音楽教育に携わるすべての人に有効です。


 特に、ピアノ講師は子供の指導をメインとする方も多く、
 レッスンにリズム指導を取り入れることも少なくありません。


 この教材は、ピアノ教育の現場でも使えるリズム指導書です。



 リズム指導のテクニック解説はもちろんのこと、
「楽器で楽しむリズム」のところでは、楽器の起源や由来、
 演奏方法やその特徴などの解説があり、興味深いです。


 たとえば、カスタネットはエジプトのクラッパーが起源、
 スペインの大きな栗の実(カスターニア)で作られたため、
 カスタネットという名前になった、などですね。


 その他、クラベスやマラカス、タンブリンやシンバル、
 ボンゴ、シロフォンなど詳しい解説があり「なるほど、
 この楽器の起源はここか」と目からウロコ。


 こうした楽器の知識は、実際に演奏する際や指導の際に、
 やはり知っておくべき大切な要素ですよね。


 また「世界のリズムを楽しもう」の章では、ロックやルンバ、
 ボサ・ノヴァやタンゴなどのリズムの解説があり、こちらも
 非常に興味深い内容です。


 リズム遊びの事例やアンサンブル楽譜もあり、
 充実した一冊となっています。


 保育者を目指す人をレッスンしている先生は、ピアノだけでなく、
 こうしたリズム指導の知識もあると鬼に金棒ですね。


 また、子供達に音楽の楽しさを伝えるために、レッスンに
 リズム遊びを取り入れるのも一つの手。


 なるほどなアイデアと指導法もたくさん掲載されていますので、
 ご興味のある方は一度ご覧になってみてください。



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■基本データ
音楽之友社 1890円(税込)

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『 保育者のためのリズム遊び 』木許隆・高倉秋子・高橋一行・三繩公一著
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4276313562/lilamusica-22/ref=nosim
(↑Amazonで表紙が見られます)

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◆(3)編集後記

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 今週月曜日に、ヤマハミュージックスガナミ経堂店様にて、

 「成功する教室運営~生徒を集める7つのポイント」

 というセミナーをさせて頂きました。


 今回の会場となった部屋は、30席くらいと割と狭い
 ところでしたが、ほぼ満席のご参加をいただきました。


 ご参加いただいた先生方も意識の高い方ばかりで、
 熱心にメモを取るお姿に感動いたしました。


 今回の資料も両面20ページほどのボリュームだったのですが、
 メモで真っ黒にされている先生もいらっしゃいましたね。


 いつもパワーポイントを使ってセミナーをしますが、
 今回の会場にはプロジェクタがない!ということで、
 急きょ音楽之友社のご担当の方が機器を持参。


 セッティングに手間取りましたが、その方の
 臨機応変な対処とスガナミ経堂店の皆さんの
 おかげで無事映写に成功。


 私のセミナーは書くワークが多いので、事例や数字など
 無事に映写することができてホッと安心しました。


 また、ご参加の先生の中には私のメルマガをお読みの
 方もいらっしゃって、これまた感動。


 セミナー終了後は、たくさんの先生と名刺交換させていただき、
 また、教室運営の情報交換もできました。


 素晴らしいのは、スガナミ経堂店の皆さん。
 笑顔と細やかな心配りには感動しました。



 お店には初めて訪れましたが、広いフロアーと抱負な品ぞろえ、
 音楽小物も充実していて素晴らしいお店と思いました。


 私の本も、レジのところに30冊ほど積まれていて、
 これまた感動しました(笑)



 こうしてたくさんの方との貴重な出逢いがあるのが、
 セミナーの醍醐味ですね。


 皆さんとお会いできる日も楽しみにしております。



 それでは今号も最後までお読みいただき、
 ありがとうございました。



 次回はどの教本が出るか。
 どうぞお楽しみに!



 今日も素敵なレッスンを!

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★アマゾンでの嬉しいレビューもいただいております

「成功するピアノ教室~生徒が集まる7つの法則 (藤 拓弘・著)」
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4276211999/lilamusica-22/ref=nosim

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