┏┏┏┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┏┏┏                              
┏┏    ◆1冊3分で分かる!ピアノ教本マガジン◆Vol.104       
┏                                                                
                                   
                   『 ピアノ・ジャズキャット 』                   
                                 
                                                                  
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆(1)今日の教本
◆(2)自由度の高いジャズで音楽の楽しさが学べる曲集
◆(3)編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆(1)今日の教本
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『 ピアノ・ジャズキャット 』 キャサリン・ロリン・著 
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4111778585/lilamusica-22/ref=nosim
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
おはようございます。
リーラムジカ ピアノ教室コンサルティングの藤 拓弘です。
今日の教材はキャサリン・ロリンの『ピアノ・ジャズキャット』です。
この教本についてキャサリン・ロリンさんの言葉を、
引用してご紹介させていただきます。
「私が作曲するにあたってとても大切にしていることは生徒の
 皆さんがピアノを練習しているあいだに、どんどん音楽を好
 きになってくれる事です(中略)生徒の皆さんは楽譜より難
 しく聞こえてくる曲に出会うととても感激してしまいます
 (中略)表現力豊かでリズミカルな特徴をそなえたこれらの
 ジャズの小品の数々は生徒の皆さんを練習する気にさせてく
 れることでしょう(以下省略)」
さらに、訳・解説の安田裕子先生の
お言葉も引用させていただきます。
「(中略)ロリンが作曲する上で最も大切にしているMotivation
 (生徒を練習する気にさせてしまう音楽)を思い返すとこの
 『ジャズキャット』はロリンの理念を知ってもらうのに
 大きな役割を果たしています(中略)メロディーを歌うことが
 楽しみながら身に付いていくのなら、こんないいことはありま
 せん(以下省略)」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆今日のチェックポイント◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
この曲集の大きな特徴は、
「やさしい曲ながら、ジャズのサウンドが楽しめる」
という点にあると思います。
安田先生のお言葉にもありますが、
このキャサリン・ロリンさんの作曲した曲の特徴として、
「あるパターンを練習すれば、その曲が簡単に弾けるようになる」
という点にあります。
つまり、子供たちがリズムやメロディーの「パターン」を
知ってしまえば、すぐに弾けるように考慮して作曲している、
ということですね。
この点が秀逸なところだと思います。
ともすると作曲家は、いろんな音楽的要素を入れたがりますが、
そうすると、どんどん音楽が複雑になるのは自明の理。
そこをあえて「パターン化」することで、
小さい子でも楽しんで弾けるようになります。
近年、この作曲家の曲が広く親しまれるようになってきた
背景には、こうした理由があったのですね。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆(2)自由度の高いジャズで音楽の楽しさが学べる曲集
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ジャズの曲に親しむことには、
いろいろなメリットがあると思います。
●リズムを刻むこと、リズム感を養える
●ジャズ独特のシンコペーションを学べる
●ベース感を養える
こうしたことは、クラシックピアノだけ学んでいたのでは
なかなか身につけることが出来ません。
また、自由度の高いジャズという音楽に触れることは、
子供たちの自由な感性により近づけることになるのでは、
と思ったりしますね。
毎年の発表会にテーマをつけてやられている先生にとっては、
「ジャズ」というテーマで、全員の生徒さんに弾かせる、
というのもアイデアですね。
私もこの曲集を研究する際に、全曲を弾いてみました。
特に良いと思った曲、発表会などでも使える曲を
私なりに選んでみましたので、ご参考にしてみてください。
●セブンスコードのプレリュード
●ジャズ・キャット
●ピーナツバター・ラグ
●ニューオリンズでロックして
●大都会ブルース
●ジャンプでジャイブ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■基本データ
全音楽譜出版社  \1155
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『 ピアノ・ジャズキャット 』 キャサリン・ロリン・著 
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4111778585/lilamusica-22/ref=nosim
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【目次】
1.ラ!ラ!ラグ
2.ヴァイオリンでウェスタン
3.半音階の特急列車
4.無声映画のラグタイム
5.ジャズでラグして
6.ダバダバ・ソング
7.バロック・ジャズ
8.華麗な腕前
9.セブンスコードのプレリュード
10.BとB♭のはざまで
11.クロマティック・ワルツ
12.ラテンのビートで
13.ジャズ・キャット
14.ジャズ・ハウンド
15.ムーディー・ブルース
16.ピーナツバター・ラグ
17.グレート・アメリカン・ブギウギ
18.ニューオリンズでロックして
19.大都会ブルース
20.ジャンプでジャイブ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆(3)編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
前号では、皆さんに生徒募集に関するアンケートを
お願いさせていただきました。
※「ピアノ教室の生徒募集に関するアンケート」
http://smaster.jp/Sheet.aspx?SheetID=27690
おかげさまで、たくさんの先生にご協力いただき、
何と155人もの先生からご回答をいただきました!
本当に感動しております。ありがとうございます。
いただいた貴重なご回答は、さまざまな媒体で
有効に活用させていただきたいと思っております。
ちょっと心残りなのは、
目標回答数の200を達成できなかったこと。
そこで、締め切りは過ぎましたが、
200名を達成するまで継続しよう!と心に決めました!
ご回答いただいた先生からは、
「自分の教室を見直す良い機会になった」
というお声もいただいております。
アンケートのご回答は簡単で、すぐに終わりますので、
まだご回答いただいていない先生がいらっしゃいましたら、
ぜひご協力いただけたら!と思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
※「ピアノ教室の生徒募集に関するアンケート」
http://smaster.jp/Sheet.aspx?SheetID=27690
それでは今号も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
次回はどの教本が出るか。
どうぞお楽しみに!
今日も素敵なレッスンを!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★私の書籍が近日発売!Amazonで先行予約できます
※「成功するピアノ教室~生徒が集まる7つの法則」
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4276211999/lilamusica-22/ref=nosim
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★教室運営のメルマガ「成功するピアノ教室」
今なら「ピアノ講師のためのチラシ作成特別レポート」を
無料で進呈中です。
★詳細はこちら↓
http://www.pianoconsul.com/mail.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★全国のピアノ講師がコメントでつながるメルマガ(毎週月曜日配信)
「ピアノ講師のつながるプロジェクト!」
http://archive.mag2.com/M0093983/index.html
★先生方のコメントも見てみてください。
【1万人のピアノの先生がつながるブログ】
http://ameblo.jp/lilamusica/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★「そろそろ私のピアノ教室にもホームページを・・・」
とお考えの先生には、「OCTO(オクト)」がイチオシです。
「ここまでやってくれるの?」というくらい親切丁寧です。
★お問い合わせは以下のURLからどうぞ。
http://octo88.net/
(「藤のメルマガでの紹介」と伝えるとスムーズです)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
* ピアノ教室コンサルタント
* 発行人: リーラムジカ 代表 藤 拓弘(とう たくひろ)
* ピアノ教室コンサルタントのHP:< http://www.pianoconsul.com/ >
* 【All About】のピアノ教室コンサルタント個別サイト
  < http://profile.allabout.co.jp/fs/takuhiroto-pianoconsul/ >
* E-MAIL:< info@pianoconsul.com >
* 公式ブログ:< http://lilamusica.blog.so-net.ne.jp/ >
* このメールマガジンの著作権は著者にあります。教室・ご友人など
  への転送はご自由にして頂いて結構ですが、無断転載は厳禁です。
  出所を明記してください。
------------------------------------------------------------------
■記事中でご紹介している商品・教本に関してのトラブル等に
 ついて当方では一切責任を負いません。ご自身の責任でご判断下さい。
■お手数ですが、購読・配信解除はご自身でお願いいたします↓
『1冊3分で分かる!ピアノ教本マガジン』
 発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ 
 配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000272194.html
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━