┏┏┏┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┏┏┏                              
┏┏    ◆1冊3分で分かる!ピアノ教本マガジン◆Vol.101       
┏                                                                
                                   
            『 リズムワーク メロディワーク 』              
                                 
                                                                  
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆(1)今日の教本
◆(2)ソルフェージュのエッセンスが詰まった教材
◆(3)編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆(1)今日の教本
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『 リズムワーク メロディワーク  』  森本琢郎・編 
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4285109077/lilamusica-22/ref=nosim
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
いつもこの教本メルマガをお読みいただき、
本当にありがとうございます。
リーラムジカ ピアノ教室コンサルティングの藤 拓弘です。
今日の教材は『 リズムワーク メロディワーク 』です。
この教本について「はじめに」の中から、
引用してご紹介させていただきます。
「音楽とは一言で言うならば『歌う』ことだと思います(中略)
新しい知識を得るために読書が必要なように、読譜ができれば、
より多くの歌を知ることができます(中略)読譜は音楽によって
習得していくものです。(中略)本書は、私達にとって馴染み深
い歌をうたいながら、音楽のもっとも本質的な要素であるリズム
を体で感じることからはじめ、自然のうちに読譜ができるように
作った入門書です(以下省略)」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆今日のチェックポイント◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
この教材の大きな特徴は、
「読譜や正しいリズム感、音感、表現力を身につける」
というところにあります。
この教本では
「リズムワーク」
「メロディワーク」
の二部構成となっています。
それぞれを詳しく見てみましょう。
【リズムワーク】
 ★音符や休符の名称、音価などを学び、実際にリズム打ちを
  しながらリズムを体で覚える。
 ★適宜、拍子の読み方、「じゅうせん」などの用語の説明が
  あり、音楽用語を学ぶことも平行してできる
 ★ことばとリズムを合わせることで、リズムを体で覚える
【メロディワーク】
 ★「せんとかん」の説明から入り、読譜に必要な知識を身につける
 ★ワーク形式になっていて、実際に書き込んで覚える
 ★音符を一つ一つ書いて覚えて、さらにそれを読んで歌うことで
  読譜力を身につけるシステムになっている
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆(2)ソルフェージュのエッセンスが詰まった教材
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
この教本は「本書の使い方」にもあるように、
幼児、児童(3、4才~小学生)を対象にした導入本です。
基礎をきっちり学習をすることを念頭に置き、
8分の6拍子、8分の3拍子などは出現しません。
またタイや、シャープなどの臨時記号も出てきません。
この辺りの配慮は、幼児のリズムや音楽の基礎を
着実に身に着けさせるための工夫ですね。
学習内容を絞り込むことで、一冊の教材として、
非常にコンパクトで締まったものに仕上がっています。
また、著者である森本先生の言葉も、非常に興味深いです。
ここに「ソルフェージュ」の極意が隠されていますので、
皆さんに要約してお伝えします。
■「ことば」のリズムを考えて、音符に当てはめる
 ⇒リズムや歌は、普段の言葉と同じだよと教えてあげる
■歌をよく覚えてから、リズム打ちの練習をする
 ⇒歌とリズムを同化させることで、着実にリズムが身に着く
■いろいろな楽器(タンバリン、カスタネットなど)を使う
 ⇒子供たちの興味を広げるための工夫
■楽器は違うもので合奏する
 ⇒一人では出来ない、音楽の楽しみを味わうことができる
■書く練習は、数多くすべき
 ⇒書くことの頭にインプットされる
■うたは全て音名で歌うようにする
 ⇒絶対音感をつけさせるため
■感覚的に楽譜を音にすることができるようにすることが目標
 ⇒勉強というよりは、音楽の勘を身につけることが大切
またこの教本には、佐竹夕起子さんによる、かわいいイラストが
描いてあり、子どもたちにも人気がある教材ですね。
幼児や小さい子のリズム教材をお探しの先生は、
ぜひご覧になってみてください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■基本データ
ドレミ楽譜出版社  945円
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『 リズムワーク メロディワーク  』  森本琢郎・編 
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4285109077/lilamusica-22/ref=nosim
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【もくじ】
本書の使い方
○リズム・ワーク
○メロディ・ワーク
リズム・ワーク
●課題1
4分音符
4分休符
2拍子
3拍子
4拍子
●課程2
8分音符
8分休符
●課程3
付点4分音符
●課程4
16分音符
16分休符
●課程5
付点8分音符
●課程6
2分音符
2分休符
●課程7
付点2分音符
●課程8
全音符
全休符
●課程9
連符
●課程10
おさらい
メロディ・ワーク
●課程1
せんとかん
とおんきごう
●課程2
おんぷのかきかた
きゅうふのかきかた
●課程3
おとのなまえ
●課程4
りんしょう
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆(3)編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
雑誌「ムジカノーヴァ」が4月号より新しく生まれ変わりましたね。
ワイド版になって、誌面も大きくなりました。
まず思ったのは、楽譜がこれまでよりはるかに
見やすくなったという点。
この雑誌を、実際のレッスンで使用している先生も
たくさんいらっしゃると思うのですが、これなら
生徒さんたちも見やすいですね。
それから、ふろくのカードも面白いアイデアですね。
また、私がいつもお世話になっている、京都女子大教授の
深見友紀子先生の新連載も始まりました。
「簡単!便利!デジタルなレッスン」
というタイトルで、レッスンで使えるデジタルモノを
ご紹介していくコーナーです。
来月号からは、具体的なツールをご紹介いただける、
とのことでこちらも楽しみですね。
※「ムジカノーヴァ2010年4月号」
http://amazon.co.jp/o/ASIN/B0039KFC0G/lilamusica-22/ref=nosim
それでは今号も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
次回はどの教本が出るか。
どうぞお楽しみに!
今日も素敵なレッスンを!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★雑誌「ムジカノーヴァ3月号」の特集記事を執筆いたしました。
http://amazon.co.jp/o/ASIN/B0034JRK4I/lilamusica-22/ref=nosim
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★教室運営のメルマガ「成功するピアノ教室」
今なら「ピアノ講師のためのチラシ作成特別レポート」を
無料で進呈中です。
★ご登録はこちら↓
http://www.pianoconsul.com/mail.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★全国のピアノ講師がコメントでつながるメルマガ(毎週月曜日配信)
「ピアノ講師のつながるプロジェクト!」
http://archive.mag2.com/M0093983/index.html
★先生方のコメントも見てみてください。
【1万人のピアノの先生がつながるブログ】
http://ameblo.jp/lilamusica/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★「そろそろ私のピアノ教室にもホームページを・・・」
とお考えの先生には、「OCTO(オクト)」がイチオシです。
「ここまでやってくれるの?」というくらい親切丁寧です。
★お問い合わせは以下のURLからどうぞ。
http://octo88.net/
(「藤のメルマガでの紹介」と伝えるとスムーズです)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
* ピアノ教室コンサルタント
* 発行人: リーラムジカ 代表 藤 拓弘(とう たくひろ)
* ピアノ教室コンサルタントのHP:< http://www.pianoconsul.com/ >
* 【All About】のピアノ教室コンサルタント個別サイト
  < http://profile.allabout.co.jp/fs/takuhiroto-pianoconsul/ >
* E-MAIL:< info@pianoconsul.com >
* 公式ブログ:< http://lilamusica.blog.so-net.ne.jp/ >
* このメールマガジンの著作権は著者にあります。教室・ご友人など
  への転送はご自由にして頂いて結構ですが、無断転載は厳禁です。
  出所を明記してください。
------------------------------------------------------------------
■記事中でご紹介している商品・教本に関してのトラブル等に
 ついて当方では一切責任を負いません。ご自身の責任でご判断下さい。
■お手数ですが、購読・配信解除はご自身でお願いいたします↓
『1冊3分で分かる!ピアノ教本マガジン』
 発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ 
 配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000272194.html
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━