「成功するピアノ教室」~生徒が集まるピアノ教室 - バックナンバー

2010年06月26日 Vol.101~104【ダイジェスト版】
成功する体験レッスンを考える

 
■■■━━━━━━━ vol.101~104・ダイジェスト版 2010/06/26━━━
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  『成功するピアノ教室』 ★あなたの教室をもっと輝かせる方法★
      発行者:リーラ・ムジカ代表  藤 拓弘
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目次【ごあいさつ】  6月のダイジェスト版です
  【コンテンツ】  ~成功する体験レッスンを考える~【vol.101~104】
  【おススメ書籍】 今月のおススメ書籍
  【編集後記】   盛況御礼!ヤマハ仙台店様でのセミナー


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【ごあいさつ】6月のダイジェスト版です
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おはようございます。
リーラムジカ ピアノ教室コンサルティングの藤 拓弘です。



いつもご愛読いただきありがとうございます。
また初めての先生、ご登録ありがとうございます。



今日もこのメールマガジンで、全国のピアノの先生と
つながることができていることが、何より嬉しいです。



さて、今号は6月に独自配信版で配信しました、
101号から104号までの「ダイジェスト版」になります。



こちらの「まぐまぐ!」版では、毎週土曜日にお届けしている
独自配信版の「ダイジェスト」を、月に一度お届けしています。




独自配信版の読者様には、皆さんから寄せられた募集アイデアや、
セミナーや書籍の情報、お得な特典も満載でお届けしています。



また、読者様から寄せられたお悩みを解決する、

「ピアノ教室クリニック」

のコーナーも好評をいただいております。



ご登録しても必要ないと思われた場合には、配信解除も
すぐにできますので、まずは登録してみて下さいね。



※独自配信版は、以下のURLよりお申込みができます↓
https://i-magazine.jp/bm/p/f/tf.php?id=lilamusica




では今週号の「成功するピアノ教室~ダイジェスト版~」
行ってみましょう!


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【コンテンツ】~成功する体験レッスンを考える~【vol.101~104】
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■【メルマガ第101号~理想の体験レッスンを考える~より】■


第101号では、体験レッスンについて考えてみました。


最近たくさん寄せられるお悩みに、

「体験レッスンは多いのだけど、入室につながらない」

というものがあります。



体験レッスンは「無料」とはいえ、我々ピアノ講師が
そこにかける労力や時間は決して少なくありません。


何とか入室につながる体験レッスンを考えねばなりません。



■体験レッスンが入会につながる教室とは?


当然なことですが、誰かの「紹介」を経て
体験に来た人は、入室率が高いです。


信頼できる人からの紹介なのですから、
体験レッスンの前に、安心感を抱いています。



つまり「入室を前提」にして、体験レッスンに
臨んでいる、というわけですね。


この「入室を前提としている状態」が、体験レッスンの
入室率を上げるポイントではないか、と思います。



紹介でなくとも、いかにこうした状態を作っておくか、
教室の情報を伝えることで、体験者と教室との間の壁を
いかに低くするか、と言う点が大切だと考えます。



問題なのは気軽さだけをアピールして、大切な「教室の理念」や
「レッスン内容」また、体験に来るときの「心構え」などを
明記していないと、冷やかしが増えてしまいます。



また、先生方のご意見にもありましたが、

「体験レッスンは入会を前提としている人を対象にしている」

という旨を何らかの形で伝えておくべきでしょう。



■入室率は、満足度が大きく影響


体験レッスンにおける「満足度」は、入室率に大きく関係します。


お子さんがいらっしゃる方はよくお分かりになるかと思いますが、
お母様にとって、入室の大きなポイントの一つは、


「子供が楽しかったかどうか」


ということだと思います。



良くも悪くも、子供は正直です。

楽しかったときは、心から楽しいと言いますし、毎日子供と
接しているお母様は、その度合いは瞬時に見極められます。



そしてやはり大切なのは、保護者の方の満足度。


「指導が良いか、わかりやすいか」

「人柄が良いか、この子と相性が良さそうか」

「説明をきちんとしてくれるだろうか」

「先生の演奏、音が良いかどうか」



よくビジネスの世界では「消費者の目は厳しい」という
言葉がありますが、ピアノ業界でも同じことだと思います。



少なくともある程度の期間、月謝を支払う以上は、
習わせるのには、かなりの「覚悟」が必要となります。


その「覚悟」をしてもらうためには、やはり相当のものを
こちら側が提供しなければいけません。



レッスンスキルなどの「高い専門性」はもちろんのこと、
人柄やコミュニケーション能力も大きく関わってくるため、
ピアノ講師という仕事は大変なのですね。




■【メルマガ第102号~体験はレッスン以外のところに秘策あり~より】■


102号では、体験レッスンの「レッスン以外の部分」に
焦点を当てて考えてみました。



■具体的に入室のポイントとなるところは?


私のこれまでの経験や、先生にお聞きした内容から、
レッスン以外の「入室のポイント」を考えてみました。



●問い合わせ時の対応(メール、電話など)

●当日の応対(服装やトーク、褒め方)

●教室の内部の様子(雰囲気作りなど)

●既存の生徒の様子(にぎやか感の創出)

●アフターフォロー(終了時のトークや事後連絡)



主なものを、ざっくり挙げるとこんなところかと思います。


この中からいくつかのポイントを
詳しく見ていくことにしましょう。



■お問い合わせから準備まで

今はお問い合わせもメールが多いですが、おススメしているのは
メールから「電話」での対応に切り替えること。


メールだけですと受講者に関する情報量が少ないこともあり、
実際の体験レッスンまでの準備や、イメージがしにくい、
ということが挙げられます。


ですので、メール対応から電話での対応に切りかえて、
受講者の詳しい情報(年齢や経験、お母様が望むことなど)を、
事前に得ておくことが大切です。



当日、実際イメージ通りにレッスンできるかどうかは別にして、
出会った瞬間から送り出すまでを「イメージング」することで、
気持ちの余裕も出ますし、臨機応変な対応もできます。




■体験レッスン時の成功するトーク


体験レッスンでのトークでは、

「入室を促さない」

ということが、キーポイントだと思います。



私の書籍でも書かせていただきましたが、体験レッスンでは
あえて入室の是非に関しては触れない方が、実は入室率が上がります。



あえて、入室の如何に関しては触れずに、

「おうちでゆっくり考えられてからご連絡くださいね」

と言ったほうが、相手に与える印象は良くなります。



体験後のトークには、細心の注意を払いたいものです。




■【メルマガ第103号~成功する体験レッスンは見た目がカギ~より】■


103号では「見た目」について考えてみました。


■ピアノの先生は「見られ」ています


初対面の人の印象は、その人が話す内容よりも
見た目によるもので決まることが多いですよね。



ピアノ講師も「見た目」は大事ということは、
他のビジネスパーソンと変わりありません。


特に、体験レッスンでの初対面の印象によって、
講師のイメージが決まってしまいます。



入室か否かの決め手が、ある程度講師の印象にあるとしたら、
やはり見た目も良いに越したことはないですよね。



「自己ブランドの構築」のために大切なのは、
「ピアノ講師も見た目に戦略を」ということです。




■教室の内部も判断基準


体験に来た生徒さんや保護者の方は、
実は、教室内部に鋭く目を光らせています。



ここでポイントなのですが、体験に来る見込み生徒や
保護者の方が、アンテナを張っていることは、


「他の生徒さんの存在」


という部分です。



「この教室には生徒は多いのか」

「この教室の生徒さんは楽しく通っているだろうか」

「どんな生徒さんがいるのだろうか」


こうした部分を、教室内の様子から、
少なからず探っているものです。



体験レッスンに来た人の立場にとって、こうした

「教室のにぎやかさ」

を肌で感じとることで、安心感やワクワク感も
同時に感じることになるわけですね。



ですので、教室内部に「生徒の賑わい感」を出す工夫や、
たくさんの生徒が通っているという雰囲気を醸し出す、
ということは、入室率を上げる工夫に直結します。




■【メルマガ第104号~アフターフォローで好感度アップ~より】■


第104号では「アフターフォロー」について考えてみました。



■体験後のフォローを見落としていないか?


我々ピアノ講師は、とかく「体験レッスンそのもの」を、
重視してしまいがちですが、実は「その後」の対応も大切です。



またお母様方の中には、あえてその場で入室は決めずに、
その後の「教室の対応」を待っている方もいらっしゃいます。
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これはちょっと盲点ですよね。


つまり、レッスンはもちろんのこと、教室としての
対応も含めて、トータルで教室を判断したい、
という方もいるということですね。




■フォローが大切な理由はここにある


我々にとって、体験レッスンは準備も含めた貴重な時間や
労力も使うわけですから、何らかのものは残したい。



入室していただくことは、教室にとっての最大のメリットですが、
アフターフォローによって、教室の対応の良さをアピールすること、
これも「次につながる」可能性を秘めているわけです。



良くも悪くも、教室の噂というものは広がるもの。


入室の有無に関わらず、良い印象を持っていただくように、
クロージングすることが大切です。



■フォローするためのシステムも大切


そのためにも、体験レッスン後に連絡やコミュニケーションが
取れるシステムを構築しておくことも大切ですね。



●後日、連絡していただくようにアナウンスする

●入室か否かの連絡に「締め切り」を設定しておく

●連絡がない場合のために、電話番号を控える

●メールアドレスをいただいておく



など、いろいろ考えられると思います。



事後連絡がない、という事態を防ぐためにも、
連絡が取れるシステムを意識して作っておくことは大切です。




■今月のまとめ


独自配信版では、事例を含めてかなり詳細に解説していますが、
体験レッスンについては、深いものがありますね。



レッスンはもとより、お問い合わせ、教室内部の雰囲気作り、
システム作り、アフターフォローなど、トータルで受講者、
あるいは保護者の満足度を高める必要があります。



印象ですが、体験レッスンも戦略的に行っている先生は、
やはり入室率が高いですね。



教室経営者として、どこまで相手の方のことを考えられるか、
という点がいかに大切か、というですね。



本当に教室経営は奥深いですね。





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こちらの「まぐまぐ!」版は、独自配信版の短縮版。
分量としては、およそ5分の1程です。



また、独自配信版では、読者の先生方から寄せられた、
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情報が古いと感じますが、その時代にこれだけの予測をしていたことも
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【編集後記】 盛況御礼!ヤマハ仙台店様でのセミナー
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6月14日(月)に、ヤマハ仙台店様からご依頼で、


「成功するピアノ教室運営~生徒を集める5つのポイント~」


というタイトルで、教室運営や生徒募集のセミナーを
させていただきました。



メールマガジンの読者さんも多数お越しいただき、
とても嬉しかったです。



※セミナーの内容や様子は、こちらのブログにアップしています。
http://pianoconsul.blog.so-net.ne.jp/2010-06-14



宮城、そして近県にお住まいの先生方、
ありがとうございます!



セミナーの醍醐味は、たくさんの先生方と、
実際にお会いして情報交換ができること。


これに勝るコミュニケーションはないですね。


今回も非常に有意義な時間を過ごすことができました。



セミナーの最後には、恐縮ながら、先日出版いたしました
私の著書の直販と、サイン会を企画していただきました。


たくさんの先生方にお並びいただき、
これまた嬉しかったですね。



それにしても、ヤマハ仙台店さんのスタッフの方々は
本当に素晴らしい方ばかりでした。


企画から運営、そしてアフターフォローまで、
何不自由なく整えていただきました。


ヤマハ仙台店の皆さま、本当にありがとうございました!



また次回、仙台の地を踏める日が来ることを
楽しみにしております。




それでは今号も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。


これからも「成功するピアノ教室」をよろしくお願いいたします。


※次号の「まぐまぐ!版」配信は、7月31日になります


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■□■おかげさまで、私の著書が重版決定!■□■

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★「成功するピアノ教室~生徒が集まる7つの法則(音楽之友社刊)」
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■□■他に2誌メールマガジンを発行しています■□■

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★ピアノ講師という仕事の本質に迫るメルマガ(毎週月曜)
『ピアノ講師のつながるプロジェクト!』
>http://archive.mag2.com/M0093983/index.html


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■□■ピアノ教室運営の専門家として登録してます■□■

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コンサルティングの依頼もこちらから出来ます。

※専門家を探せる、相談できる「All About プロファイル」
http://profile.allabout.co.jp/fs/takuhiroto-pianoconsul/

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