ピアノ

メルマガ「成功するピアノ教室」vol.178(2011年12月3日配信)より

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【メインコンテンツ】~「成功するピアノ教室」13の実践事例をご紹介~
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生徒募集に関しては、やはり多くの先生方が抱えるお悩みであるようです。

そこで、前号の「アタシにも言わせて!ピアノ教室ご意見箱」
にて、拙書の内容を実践頂いた先生からのご意見を募りました。

※参考「成功するピアノ教室~生徒が集まる7つの法則(音楽之友社 )」

生徒募集に特化した拙書、これを実践された先生からの
ご意見を伺うことで、何かヒントが得られるのではないか。

そんな意図で募ってみましたが、結果的に
たくさんの先生方からご意見をいただきました。

今回は、すべて掲載の許可をいただきましたので、
ご紹介させていただきたいと思います。

ちなみに、今回はよりリアルなご感想をお届けしたい、
ということでなるべくご意見そのままで掲載しています。

お読みになればきっと拙書の使い方や、こんな実践方法も
あるのか、と思っていただけるのではと思います。

それではいきましょう。

■HPやチラシの作り方に即効性■

●「HPの作り方やチラシの作り方は、即効性がありました。

それまで、何も反応がなかったチラシでしたが、藤先生の
ご本を参考にした後から、チラシの反応率が出てきました。

HPも、何をどのように訴えるべきかを具体的に示して下さって、
分かりやすかったです。

チラシ、HP共に、下記を入れることが出来た為かと思います。

・生徒、保護者の声
・教室の強み
・教室理念
・指導方針
・キャッチフレーズ

ご本と出会う前は、何を訴えれば良いか分からず、

「世間知らず娘の書いたHP」

という印象があったのですが、藤先生のご本を読んで、
ガラリとリニューアルさせることが出来ました。

■「口コミを起こす」を実践■

●「赤い本にあった『口コミを起こす』という項目、
私も数ヶ月実践しておりました。

教室便りに生徒募集をアピールしたり、教室のチラシを
常に教室内に置いて自由に取ってもらったりしていました。

きっと、そのようなことが今回の紹介に繋がったのかなと思います」

●「口コミは、最大の生徒募集法・・というのは、やっぱりそうだと納得。

生徒さんや生徒さんの親で起点になる人がいる。

卒業された生徒さんといい関係を結ぶことで新たな生徒さんを
紹介していただり、どれも身に覚えのあることばかりでした」

■教室の雰囲気作りを重点に■

●「ピアノレッスン室についてです。

家族も集まるリビングルームで教えているため、
あえてレッスン室の雰囲気をださないようにしていました。

生徒さんの絵やレッスンがんばり表などを貼りたいのは
やまやまですが、家族が嫌がるのです。

そのため、体験レッスンに来られた人は「ここは生徒がいないの?」
「いったいどんな人が来てるのか?」と思うようです。

それで先生の本の99ページを読み、レッスンしている雰囲気を
品よくだすことを思いつきました。

1人1人の生徒さんのピアノレッスン風景を写真にとり、
小さいものですが、全員の写真を写真たてにいれ、ピアノの上に飾りました。

生徒さんからも喜ばれ、初めてのかたにも、なるほどこんな
生徒さんたちがいるのか、と知っていただけよかったです」

■生徒が感じる特別感を意識■

●「私自身、英語をグループで習っています。

先生が微笑んでくれる、自分の話に楽しそうにしてくれた、
など些細なことが生徒にはうれしいことなのです。

反対に怖い顔をされると自信喪失してしまいます。

だから、毎回のレッスンで

『私はあなたのことが好きです。いつも来てくれてありがとう。
 あなたを頼りにしています。あなたの顔を見るのが楽しみ』

という雰囲気を前面に出すように心がけています。

先生の本を読み、そんなことがやはり大切なのでは、
と自信を得ることができました」

■ブログの開設を実践■

●「当教室で、もっとも効果があったのは、
『ブログの開設』を実践した事です。

6月に開設して5カ月で生徒さんがお二人増えました。

ブログ経由の生徒さんのすごいところは、即日入会という事です。

こちらの考え方、指導法、特に言葉では言いにくい料金が先方に
分かっていただけているので、お話が大変スムーズでした。

また、ブログを書く事で、自分の勉強意欲が湧いてきました。
セミナーへの参加、教材研究、今までより頑張っている自分がいます。

ブログから始めたので、藤先生の情報を得て、一ケ月以内に
ネットの世界に入れたのだと思います」

●「保護者の方々に、普段のレッスンの様子を
もっとお知らせしたい、というのが一番の目的でした。

周知はしているものの、どの程度見ていただいているのか、
どう活用していくかが、今後の課題となっています。

今月入室した生徒さんのお母様(2名)は、ブログを見たうえでの
お問い合わせ、教室の雰囲気もイメージされていたようです。

ピアノのレッスンに対する考え方も、共感できる方に
入っていただき、嬉しく思います。

やはり、教室を探す際、前もって情報があるというのは
大事な事だと感じました。

ブログは「ピアノの先生 らくらくパソコン活用法」(ヤマハ)
という書籍を参考に、思っていたより簡単に開設できました」

■月謝の値上げが成功■

●「月謝を下げることは、あなたの価値を下げることにつながる、

ということも…一大決心して月謝を上げたところだったので
やっぱり間違ってなかったと背中を押していただいたようで
うれしかったりほっとしたりしました。

藤先生が記して下さっていたように・・
上げる理由を精神誠意説明して分かっていただきました」

●「月謝の値上げの仕方が参考になりました。

赤い本の120~129ページを何度も読み、このページによって
トラブルなく月謝値上げができました」

■「体験レッスンシート」で思わぬ効果■

●「『体験レッスンシート』を今年から作ってみました。

今までは『入会申込書』しかありませんでした。

ところがあるとき、一旦入会をしたものの、諸般の事情で
入会辞退をされる方が出てしまったのです。

また、面談した方の連絡先などを控えていなかったため、
その後連絡がなく、入会されるのかどうかわからなくても
問い合わせできない、という失敗をしてしまいました。

『入会申込書』は、入会を迷っていると思われる方に
お渡ししにくいなと感じたのも理由です。

作ってみて分かったことは『レッスンに希望すること』を
書かない方は、入会されない確率が非常に高いです。

私には何も要望しないということ、つまりそれほど入会したい
という決め手が相手にないということ。これは意外でした」

■講師としての自己啓発の役割■

●「1人で細々としかし長く続けているピアノ講師。

先生の本に出会うまでは、たまにビジネス書籍などを読み、
自分にはっぱをかけていました。

毎日繰り返されるレッスンは時として生徒さんの気持ちに
沿うことを忘れ自己満足に陥ってしまいます。

先生の本に出会ってからは、いつも読めるようそばに置き、
ぱらぱらと読んではそうだった、よし!またがんばるぞ!
と自分の気持ちを、

「成功している先生」
「これからますます成功する先生」

に持っていくことができたのが、大変大きな成果でした」

●「今回の藤先生の著書で学んだ事。

『今、目の前にいる人を幸せにする。それがピアノの先生。』

この、藤先生の思い・・・が、一番響いています。

駆け出しの頃、出来なかった事が出来るようになった
生徒さんの笑顔が嬉しかった

ボランティア演奏でのお年寄りの方々の笑顔

そんな『嬉しい事』を頂いていたはずなのに、月日の流れと共に
辛い事ばかりをフォーカスしてしまっている自分がいました。

そんな時に出会った藤先生の著書、そしてメルマガ。

ピアノを通して出来る事が、レッスンだけではないことが
少し分かったので、自分をまずは高め、出会いに感謝し、
周りに目を向け、自分のやるべき事を探しながら進んで行く。

とにかく立ち止まらない事。そうやって生きていこう、
と思っております。

●「藤先生の1冊目の本は、なんとなく考えていたことを
きっちり言葉に置き換えていただけて、そうだ!と何度も
納得して進むべき方向性をより明確に導いてくださったようで
とてもうれしくなりました。

自分の強みを知る、理念を伝えることの大事さは、私も痛感。
思わず読みながら自分は?と考えていました。

ピアノの先生は、基本1人で行うことが多く孤独な職業です。
情報も入りにくいことが多いです。

藤先生はピアノ先生でもあり、コンサルティングもされていて
メルマガやブログでたくさんの先生と繋がっていらっしゃいます。

藤先生の(特に最近のメルマガを通じて)ほかの先生のお考えも
知ることができるようになりました。今後も楽しみにしています」

■まとめ

今回も本当にたくさんのご意見ありがとうございました。

「実用書」として執筆をしているのですが、少なからず、
「マインド」の部分に言及されている方がいらっしゃるのは、
意外でしたが、執筆者としては嬉しいですね。

生徒を集めることはもちろん大切です。

けれども、もっと大切なのは我々が目指す講師像や
教室像を明確にすることだと思います。

それはすなわち、自分を見つめ、教室を見つめることに
つながっていくはずです。

それが、ピアノ講師としての自己表現の源、
となることは言えるでしょう。

ご感想を読み、この部分が伝わっていることが
理解できて、少なからず感動しました。

また、今回のご意見の数々によって、拙書の実践方法が明確になりました。

いただいたご意見をふまえ、セミナーより深い内容を
お伝えしていきたいと思っております。

何より拙書の内容を一つでも実践していただいた、
その事実に、深い感銘を受けました。

ご意見をいただいた先生、本当にありがとうございました。

★今回ご紹介の拙著「成功するピアノ教室~生徒が集まる7つの法則(音楽之友社 )」

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